青山森人『東チモール・抵抗するは勝利なり』

書評より

●[図書新聞 1999/12月4日号]

「危険を顧みず何度も現地に足を運び、軍事占領に抵抗するゲリラ兵だけでなく、彼らを支える島民との信頼関係を築いてきた……東ティモール抵抗運動の良き理解者、青山氏はこれまで抵抗組織の指導者そして名もなき人々の声を我々に伝えてくれた。本書の最終章にシャナナ・グスマンの東ティモール人宛メッセージが掲載されているが、次作では是非とも、青山氏自身によるシャナナ・グスマンのインタビュー実現を期待したい。(市之瀬敦・上智大学外国語学部教員)」

●[日本経済新聞 1999/10月3日]

「東ティモール問題への関心は日本でも急速に高まった。だが、問題の歴史的背景や人々の暮らしぶり、考え方といった基本的な情報は、十分とは言い難い。フリーのジャーナリストとして独立派の人々と長年友情をはぐくんできた著者の仕事は、極めて貴重だ。」

●[時事通信配信 1999/8月末]

「日本の岩手県ほどの小さな地域、東ティモールは長年の紛争の地だ。……本書は、第二次大戦中に東ティモールを三年半に及ぶ占領下に置き、また現在インドネシアの第一の支援国である日本の責任に言及する。縁の薄い外国の話とはとうてい片付けられない紛争について学ぶ格好のテキストである。(糸井恵・ジャーナリスト)」

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