●[公明新聞 2002/2/4 読書]
「1993年にフリーのジャーナリストとしての第一歩をカンボジアの地から踏み出した著者はその後、アジアの各地を歩く中で当然カンボジアも訪れてはポル・ポト政権の残した深い傷がいまだ癒えぬ、この地の社会の変化や伝統文化の復興などにジャーナリストとしての眼差しを注いできた。……そして『現実のひずみの根源は農村にある』と感じた彼は農村に住み込み、農民の実像に迫ろうと考え、実行に移した。本書はその1999年10月から翌00年4月までの半年間の記録。現在のカンボジアの人々の息遣いを本書から読み取ろう。」
●[2002/8/2]
「とてもいい本でした。米テロ事件やアフガニスタン関連でテンションの高い言論が多かったこともあり、淡々とした静かな文調がとても読みやすく感じました。また極力中立であろうとする著者の姿勢がいいと思いました。固定観念を排し、事態をありのままに見ようとしている点に説得力を感じました。」(大阪府在住)