はじめに
第1部 新左翼運動の歴史的位置と体験
社会主義再生への道
原罪としてのスターリン主義
新左翼運動の歴史的位置と教訓
第2部 〈協議型社会主義〉の経済構想
〈生存権〉と〈生活カード制〉の構想
〈協議経済〉の構想
第3部 従来の社会主義理論の批判的検討
レーニンの「社会主義」の限界
「一国一工場」の「通説」が隠していたもの
「労働に応じた分配」の陥穽
〈貨幣の存廃〉をめぐる認識の深化――なぜマルクスは「貨幣の廃止」と言わなかったのか
プラクシス派の到達点と限界
ロシア革命と「歴史の必然性」の罠
「計画経済」の設定は誤り
第4部 ソ連邦はいかに評価されるべきか
ソ連邦経済の特徴と本質
「ソ連邦=国家資本主義」説は論証されたか――大谷禎之介ら編著『ソ連の「社会主義」は何だったのか』
「社会主義生成期」説を放棄したあとで――聴涛弘著『ソ連はどういう社会だったか』
エセ・トロツキストの理論的雑炊――佐々木力『生きているトロツキイ』
あとがき