津田道夫『侵略戦争と性暴力』

書評より

●[共同配信 2002/8月11日]

「著者は南京大虐殺や現地女性の強姦など残虐な行為を行った日本人の精神状況を分析し、日本人の間に形づくられてきた『天皇制社会』的な価値と、中国人蔑視と不可分の関係にあったとみる。これは兵士に限らない。当時から軍部は大衆の物欲、エゴイズムをそのまま対外侵略のエネルギーに転嫁していたとも論じている。」

読者カードより

●[2002/7月2日]

この日本のこの時代に日本人の男性として生まれたことを本当に恥だと思う。そしてまた更に同時代の人間たち(1947年生まれの私から見てせいぜい父、祖父の代)がやってきたことを見据えない奴らを跋扈させていることを恥だと思う。著者の跋文にある「日本人民の民族的誇りの復権のため」にひとりでも多くの人にこの本を読んでもらいたい。(埼玉県在住、社労士、54歳)