やぶれっ!住民基本台帳ネットワーク市民行動編『私を番号で呼ばないで』

書評より

●[じちろう 2002/10月21日]

「本書は、住基ネットの解説書であり、改正住基法案当時からの運動の記録でもある。住基ネットを、たんなるプライバシー問題としてではなく、私たちの生き方を丸ごと管理しようとする社会の動きの中で捉えている。」

●[社会新報 2002/10月16日]

「住民基本台帳ネットワークという『分かりにくい問題を分かりやすく』解説するために編集された、タイムリーな一冊。住基ネットの本当の怖さは『最低限の本人識別情報と識別コードを住基ネットで管理し、他の個人情報データベースへのアクセスを可能とすれば、「さまざまな個人情報を一元的に収集管理」しなくても効率的で拡張性ある国民総背番号制が誕生する』ことだと、平易に明らかにしている。」(矢島傑)

●[図書新聞 2002/8/10号]

「住基ネットは住民負担の軽減・住民サービスの向上のためのシステムだと喧伝されている。だが実際には、住民票コードによって照合さが明確にでき、確実な本人確認ができるという『利便性』は、実際には国家にとってのものであることを知る必要がある。
 ……本書の指摘が現実のものとなりつつあることは、住基ネットが私たちの日常を監視するための法整備であり、それが有事法制構築に向けた土台作りであることからみても明らかであろう。今回継続審議となった有事法制は地方自治体と『国民』の協力義務を明記している。本書が指摘するとおり、『有事』の際の動員体制を構築するためには、『国民』の詳細なデータが不可欠となる。つまり住基ネットは、こうした『有事』の動員体制の基礎システムとして機能する可能性をもつものに他ならないのだ。」

読者カードより

●[2002/10/11]

「『うん、うん、分かる、分かるう〜』と友人と一緒に拝見させて頂きました。じっくりと物事について考えることがなくなっている現状の中で本書にふれ、自分のペースで学ぶことが出来ました。活字のみの本は苦手と思っていたのですが、開いたら引き込まれてゆく自分を感じ、心地よかったです。」(島根県在住、会社員)

●[2002/8/18]

「役所及び公共機関は個人情報の重要性に対する意識が低い。メリットよりデメリットが大きい。」(埼玉県在住)

●[2002/8/5]

「第二部の座談会、他の書籍と違って考え方の経過がわかる。社労士として、将来的に大問題だと感じる。」(神奈川県在住、社労士、76歳)