第1部 情緒障害
I 気分と障害児教育
1.集団への融合と気分のかかわり
(1)障害児を学級集団へとけこませるには
(2)気分を読みとることの必要性
2.障害児における気分浄化――気分の読み方、つかみ方
(1)気分の身体的表現――パニックなど
(2)気分転換による気分の浄化
(3)気分を反省的直観にもたらす可能性
3.気分=情緒=感情の認識論的な位置づけ
(1)日常的語彙のうえでの差異と同一
(2)認識論的にみた気分=情緒=感情
(3)感情の陶冶
4.気分浄化の三つの道
II 情緒と情緒障害について
1.情緒のコントロール――いくつかのケーススタディ
(1)A氏の職場での適応問題――情緒のコントロールに失敗した例
(2)アナウンサー志望のA子の誤算――情緒のコントロールに失敗した例・続
(3)旧制中学校教師S氏の気分浄化――情緒のコントロールに成功した例
(4)三つのケースの分析
2.人間の行動と気分=情緒
(1)衝動行動
(2)意志的行動
(3)恣意的行動
3.情緒障害にかんするケーススタディ
(1)情緒障害とは何か
(2)パニックと登校拒否をこえたT君――佐藤哲郎レポートの検討
(3)情緒障害の山本くんの場合――佐藤哲郎レポートの検討・続
第2部 統合教育
III 地域校就学と統合教育
1.権利を主張するのは過激なことか
2.就学時健診をどうみたらいいのか――学区校就学、いちばん肝心なことは?
3.就学指導は義務的に受けなければならないのか
4.就学義務の猶予はできないのか――学校を拒否する権利だってある
5.学区甲への就学にあたって
V インクルージョンへの道
――すべての子どもにちがいを認め、すべての子どもを包み込む教育
1.インクルージョン、どんな考え方か
2.山口薫の統合教育批判の批判
3.権利思想をあやめる「共生=教育」論
少し長い解説的後書き