目次
はしがき――インクルージョンへの道
プロローグ インテグレーションからインクルージョンへ 津田道夫
第1部 学習についての考え方を変えよう
見よう見まねで学ぶ 野口夏紀
1 友だちの数だけ教えてもらって
2 興味のあるところから広がる知識
学習にもいろいろある 菊地猪一郎+菊地絵里子
授業を楽しむ小さな探偵たち 山田英造
1 授業を変える
2 黒板のわきで踊りながら――『磁石』の授業を試みて
3 意見が言いたくてたまらない――『空気と水』の授業を試みて
4 ひとりぼっちの予想に賭ける――『結晶』の授業を試みて
統合教育がひらく新しい学習のイメージ 柴崎律
1 障害児の学ぶ権利
2 なぜ人は学ぶのだろうか
3 統合教育で学習の考え方が変わった
「学習」とは何か――インクルージョン実現のために
篠崎恵昭/山田英造/平林浩/石川愛子/柴崎律/鈴木明美/津田道夫
1 みんなと一緒に学ぶ意味
2 基本は”みんな一緒””個別の配慮”
3 わかるわからないは程度もの
4 個も集団も豊かに
第2部 集団のなかの子ども 子どもにとっての集団
<一年生>この笑顔が見たかった――翔子の一学期 菊地絵里子
1 心が揺さぶられ続けた就学運動の日々
2 翔子が普通学級で学ぶ意味
3 「みんなちがってみんないい」は、どこまでちがっていいの?
<一年生>普通学級でこそ育ち合う 向井克典
1 入学式――初めまずまず後大変
2 ますます成長する純一
3 同級生の母親のうれしい話
<二年生>自分の思いをことばにできる子に 辻美奈子
1 「ことばの教室」に通い始めて
2 新しい先生と仲良しの友だち
3 カズのおかげで幅のある人生に
<三年生>チャイルドパワーのなかで 鈴木明美
1 一日付き添いではじまった学区校入学
2 工夫で乗り越える学校生活
3 チャイルドマジック――不可欠な子どもどうしの遊び
<四年生>「みんなと一緒」ってどういうこと? 羽生田千草+羽生田博美
1 「優さん、ちょっと待っててな」――興味を育てる授業
2 「あまえてました」――みんなの存在で育つ力
3 「手を出してはだめだ」――悪循環を繰り返す教師
<五年生>たくさんの人と出会って――よくも悪くも担任次第 川畑まり子
1 優しい友だちのなかで――一、二年生
2 問題が山積みしたクラス――三、四年生
3 「親の来ない学校」の実現――五年生の現在
おとなも子どもも障害児も――出前教師通信から 平林浩
1 学くんも討論に加わって
2 子どもたちの感想文
3 どうしておこらないのか
担任したら面白いだろうな――情緒が安定するまで 佐藤哲郎
1 ちょっと妙な子がいる
2 なぜそうなったのか――生育歴から考える
3 パニックとつきあう
4 チック症状が消えた
5 本人の納得こそが前提に
第3部 学区校就学の進め方
学区校に就学するまで――親の疑問に答える 津田道夫/橋本美希/田村俊一
1 「義務教育」って何?
2 介助問題はどうすればいいのでしょう?
3 就学時健康診断と就学指導委員会にどう対応すればいいの?
4 交渉相手は教育長一本に絞りましょう
5 なぜ学齢簿の謄本が重要なのですか?
6 「就学義務の猶予」はどうすればいいのでしょうか
就学運動をどう進めたか――茨城県茎崎町での運動経験の検証 津田道夫
1 一般的な就学運動とは
2 ひとつの実践−−菊地翔子さんの地域校就学運動
3 実践の実験としての意味をとらえかえす
あとがき