●[週刊読書人 2000/9月1日号]
「著者の主張は、いたってシンプルのように読める。矛盾論=弁証法を一般理論として確立する地固め。つまり根本法則である『対立物の統一』と主要法則の三つ『量から質への、またその逆の転化、対立物の相互浸透、否定の否定』の性格と位置関係の混乱をマルクス、エンゲルスの古典に基づいてただすことである。……庶民の知恵であることわざを活用して否定の否定が貫かれているという説明、さらに『進化は同時に生命力の退化だ』といったさりげない指摘には、非進化論を包含した弁証法の可能性が感知できる。(鈴木正/名古屋経済大学教員)」
●[2000/9月4日]
意見・感想は書ききれない。著者に敬礼!
(神奈川県在住、72歳)
●[2000/7月17日]
著者の本は三冊目になる。その都度、いろいろと示唆を受けたと思っています。今回の『弁証法の復権』は副題に三浦つとむ再読とあり、興味を持って購入した次第です。私見ですが、三浦さんは独学であったために学会から無視され続けてこられたようです。それだけに、津田道夫さんのような本物の学者であり、実践家でもある方が、既成の権威におもねることなく三浦さんの思想や学問を二十一世紀に伝えていただけると大変喜んでいます。
(北海道在住、放送大学生、70歳)