I 松木謙治郎に見るタイガース魂――「酔虎」とは「如何なる星の下に生れけむ」
II 村山実・背番号11の挑戦――阪神タイガースとジャイアンツON時代
[1]「天覧試合」――宿命の対決が始まった
[2]テレビの野球中継はいつもジャイアンツ戦だ
[3]奪三振一五〇〇で長嶋茂雄と対決
[4]江夏―田淵のゴールデン・バッテリーが実現した
[5]主砲が倒れエースが謹慎処分をのりこえて
[6]江夏の名誉挽回と村山の有終の美
III 新里金福・沖縄の精神風土に生きる――琉球弧から「酔虎」への眼差し
[1]ぼくが沖縄」を意識し始めたとき
[2]伝統的、精神風土の中にある力
[3]沖縄は辺境でなく「中央」である
[4]自然と向きあう「神遊び」
[5]生命の大肯定がある文化
[6]岡本太郎さんの「生命の感動」
[7]「イモとハダシになっても」生き続ける
IV 灘千造の「たそがれ酒場」――浅草をめぐる「酔虎」たちの舞い
[1]木本至さんの〈オナニーと日本人〉
[2]「仮面の会」と出会ったころ田淵幸一がホームラン王へ
[3]江川問題に揺れる野球界
[4]小林投手の八連勝――後楽園球場の歓声が聞こえる
[5]灘千造のアプレゲール
[6]内田吐夢の映画化がヒットする
[7]山谷暮らしと「鳩ぽっぽ」のおかみさん
V 「酔虎」の光芒はたそがれに放つ――灘千造の「生きていること」への賛歌
[1]浅草の夜はまだまだ長い
[2]軌道を外れて余白の旅へ
[3]子どもの小さな声には豊かな愛が……
[4]灘千造の晩年と病状記
[5]「機関車を買った男」のメロディー
VI 森崎東「生きてるうちが花なのよ……」――タイガース日本一、「酔虎」たちの歓喜が轟きわたる
[1]ジャンジャラスッポンポン
[2]『党宣言』――沖縄出身者が織りなすドラマ
[3]「道」(フェリーニ)のジェルソミーナに重なるアイコ
[4]背番号28・江夏豊の引退試合
[5]バースの登場と念願の日本一
VII 「酔虎」たちの沖縄物語――エトランゼの島唄を奏でながら