●[東京新聞 2002/9/1]
「挿絵画家・蕗谷虹児の最後の弟子という著者が、小説、ルポルタージュ、エッセーの三つの形式で、師の人間像を俯瞰した。タブロー画家への夢を抱いてパリへ旅立ち、シャンゼリゼの画廊で個展を開催するまでに至る日々を追って、当時の光と影を愛情深くたぐりよせた。」
●[毎日新聞(埼玉版) 2002/8/5]
「主婦で日本ペンクラブ会員の作家、羽田令子さんが、大正〜昭和期の挿絵画家、蕗谷虹児の生涯を描いた『虹児 パリ抒情』(社会評論社)を発行した。中学時代に蕗谷と親交があった羽田さんが虹児の面影を求め、十数回渡仏して取材、美術史的にも興味深い力作となった。」
●[2002/8/12]
「著者と同年の姉がいますので、蕗谷虹児の絵のファンです。あかぬけた清楚な女性の絵は、いつみても心ひかれ、カットなどは刺繍の図案などにも応用しました。この本を読んでパリ生活の様子がわかり、暑くて何もしたくない中、持ってる虹児の本を再読しました。小田急で個展があった時、住んでいた関西から上京し、振作を目にし、感激したものでした。」(埼玉県在住、専業主婦、60歳)