●[東京新聞 2003/11月30日]
「本書は、ナバホの工芸や文化にふれた三年間のリポートとも言うべきもの。精霊世界との交信を語る有名なナバホの砂絵、美しい銀細工、信仰や結婚式、言語の問題など、アメリカ文化のはざまで生きるナバホの困難な現状が報告されている。」
●[共同配信 2003/11月]
「著者は三十年以上前にアメリカで偶然の機会からナバホ・インディアンの織物に魅せられた。次第にその背景にある独特の宇宙観や自然と調和した『美の中を歩む』という価値観に対する関心が深まった。……記述はナバホの歴史、文化、生活様式そのものに関する部分と、著者の学んだ様子とに分かれるが、むしろ後者の方―アメリカにおける少数者が自己の価値観を守るためにどのようなカリキュラムに基づいて教育を行っているのかということ、そのものに興味を引かれた。(春名徹・作家)」