序 「アソシエーション革命」について 田畑稔
一 レスター・サラモンと「アソシエーション革命」
二 色々な「アソシエーションの波」
三 「アソシエーション」の概念史概観
四 現存システムとアソシエーション運動
五 「経済セクター」としてのアソシエーションをめぐって
六 社会の四類型とアソシエーション
七 実践的方策の議論に向けて
第1部 アソシエーション革命の構想
第1章 国家とアソシエーション 捧堅二
一 国家とアソシエーション
二 ラディカルな分権化とアソシエーション
第2章 P・ハーストの「アソシエーティヴ・デモクラシー論」 形野清貴
一 結社主義の政治原理
二 結社主義的経済改革
三 結社主義的福祉国家
第3章 過渡的時代とアソシエーション 大薮龍介
一 現代史の動向とアソシエーション
二 二〇世紀社会主義とアソシエーション
三 過渡的時代の経済――協同組合型思考社会へむかって
四 過渡的時代の国家――地域自治体国家へむかって
五 アソシエーションと革命路線
第2部 アソシエーションと経済システム
第4章 協同組合と社会経済システム――資源・環境問題の視点から 河野直践
一 再評価される協同組合
二 資源・環境問題と社会経済システム
三 協同組合と経済体制論議
四 法人制度の変革と新たなライフスタイルの提案
五 都市・農村の有機的関係性の構築
六 バーチャルな空間の拡大よりも、協同経験の場の創出を
第5章 現代資本主義におけるアソシエーション的調整 宇仁宏幸
一 資本主義とアソシエーション
二 アソシエーション的調整と市場的調整
三 現代資本主義の調整の複合性と補完性
四 アソシエーション的調整を通じたマクロ経済の安定化
五 アソシエーション的調整を通じた公共性の再構築
第3部 アソシエーション革命の実践へ
第6章 イタリアにおけるアソシエーションの歴史的背景と可能性 松田博
一 イタリアにおけるアソシエーション論
二 協同組合・「第三セクター」論
三 コムーネ(自治体)とアソシエーション
四 レフェンダム(国民・住民投票)
五 民衆的アソシエーションとしての「人民の家」
第7章 生涯学習時代のNPO――市民社会の再生のために 黒沢惟昭
一 いま、なぜNPOか
二 現代市民社会と自立した市民の形成
三 地方自治体の生涯学習構想――「小金井市における生涯学習について」(提言)
第8章 フェミニズム・家族・協同組合 榊原裕美
一 アソシエーションの起源と女
二 家族
三 生活協同組合
四 ワーカーズ・コレクティブ
五 新しいアソシエーションの地平――「フェミニズム」と「生協の実践」を足場にして
六 ファミリーからコレクティブへ――家族の再編とアソシエーションとしての生協
第9章 現代の社会運動と新しい政治 白川真澄
一 二つの座標軸
二 多様性と「非政治」性――新しい社会運動の特質
三 運動の政治化
四 社会運動の政治表現
五 新しい社会運動と「緑の政党」
六 社会運動のヨコの連帯――政治の獲得