序章 なおも深刻化する報道被害
法規制がねらうもの
人権擁護法案と青少年社会環境対策基本法案
浅野は法規制派というレッテル
被害者の匿名原則ぐらい実現を
大新聞のニセ救済機関
「報道加害」への認識が欠如
裁判官が警察リークを批判
メディア企業の御用学者
第1章 子どもと地域を破壊するメディア企業―長崎の男児転落死事件
本当に特異な事件なのか
両親の声を伝えた長崎新聞
原寿雄氏のアナクロ発言
現場記者の悩みを知らない学者
第2章 大阪児童殺傷事件取材・報道の大問題―「保安処分」のお先棒担ぐメディア 匿名原則を逸脱
精神医療ユーザーの匿名原則
ここでもまた集団取材被害
なぜ父親を出すのか
「保安処分」で防げたのか
弱者としての精神医療ユーザー
「保安処分新法」へ
死刑判決を当然視するマスコミ
第3章 仙台・「筋弛緩剤」事件報道の犯罪
ひどかった初期報道
弁護団が「洗脳した」!?
謎の多い事件
ここでも集団取材の暴力
警察のコメント
守大介さん公判を取材
第4章 「情報の銃弾」を断罪
「ロス銃撃事件」無罪確定
共同通信の犯罪報道
配信サービスの抗弁認めず
名誉ある共同社会部へ
三浦和義氏に聞く
第5章 甲山無罪確定とジャーナリズムの責任
無罪判決集会でも映像取材を断る
メディアがつくってきたイメージにすがる検察
山田さんを盗み撮りするマスコミ
人間の尊厳を大切にする記者が増えてほしい
控訴審で無罪確定
日本の社会が冤罪を生む
第6章 「ペンを持ったおまわりさん」を司法が認知―和歌山毒カレー事件報道
すさまじい悪人視報道
自宅を包囲し、地域社会を破壊した集団人権侵害取材
林夫妻にインタビュー
NHK鴨志田郷記者の調査妨害
自治会の取材拒否宣言
苦悩する現場記者
労働基準監督署に通報
林さん夫妻に会いに行く
続く「犯人探し競争」
夫妻の逮捕でさらにエスカレート
朝日とNHKが突出
「ご苦労さま」と声をかけ合う記者たち
再逮捕でさらに加熱
最初に「当たった」のは大谷昭宏氏
事件報道「萎縮説」を嗤う
殺人未遂事件で三回目の別件逮捕
夫妻発言は事実無根と朝日新聞
弁護団に相次ぐ脅迫電話
最悪の偏向報道だった和歌山事件初公判
司法の暴走に真っ向から反論しないマスコミ
マスコミは警察の下請けか
第7章 沖縄米兵強かん事件でメディアは何をしたか
被害者報道の「犯罪」
人権救済の申し立て
「FRIDAY」の直接取材
「FRIDAY」に質問書を送る
副編集長に直接聞いた
「名前を出さないで」と言う取材記者
「FRIDAY」の主張はでたらめ
追い撃ちをかけた「週刊新潮」
米メディアに飛び火
沖縄の記者の反論
投書欄に「落ち度論」
被害者の匿名と被疑者・被告人の人権
沖縄弁護士会が不当と勧告
「週刊新潮」販売自粛
初公判前日にマスコミ労協が声明
沖縄ではみんなが味方
「知事のセクハラ」被害者からの激励
弁護人が侮辱発言
メディア被害が減った
実刑判決が下る
司法改革の好機のがす
第8章 海外で見た「犯罪報道の犯罪」
一部で勧善懲悪型の犯罪報道
石原知事と極右
ブレア首相の記者会見
ヨーロッパの報道評議会
報道評議会の審理を見る
日本のメディアと大学は歴史健忘症
報道の原点を忘却した米メディア産業
「日本化」する米国の犯罪報道
終章 「報道加害」をなくすために
ある記者の死
無批判な「客観報道」
捜査官の視点で報じるマスコミ
戦争を煽るジャーナリズム
改革への提言