逆癒しの口紅(ルージュ)

4月7日
ISBN4-7845-1445-7
1500円+税
四六判並製/192頁

純愛」シンドロームを検証する
甘くて切ない涙に満ちているヒット・ドラマや物語を読み解く



第一話 どこまでも美しく彩られた「死」?「セカチュー」のまき散らしたメイワク
おせっかいな?「セカチュー」のおさらい
クサい。あまりにもクサすぎる
「セカチュー」のおぼっちゃまくん
祖父と孫の不気味な関係
時代背景の苦し紛れ
「セカチュー」の仕掛けた白血病
演出のための大道具・小道具
修学旅行がオーストラリアだった理由
「セカチュー」のあきらめの強要
殺したのは、オマエだ!
「死」って、なんだ?
「セカチュー」を生き延びれば
「セカチュー」が現代社会にまき散らしたもの

第二話 人生に勝ちも負けもあるものか!?「負け犬」の仕掛けた勝ち勝負
「負け犬」の定義
「勝ち」と「負け」の根拠
「子育て」という負け勝負にかけられた暗示
「勝ち犬」が保証している「負け犬」の快適生活
リスクはより「勝ち犬」にとって過酷である
「勝ち犬」予備軍の悲惨、あるいは幸福な「負け犬」
うまいものは食うべし!いいとこ取りはすべし!
年上オトコの使い道
恋は頼んででもすべし!煩悩には買ってでも悩むべきなのだ!
「鈍感盛り」と「敏感盛り」のお話
再び、「産むこと」は本当に勝ち負けの分岐点なのか
「産むこと」による線引きの落とし穴
すべてオンナの歴史は、オンナによってつくられる

第三話 純愛の向こうに見えるもの?「冬ソナ」現象に見るニッポンのオトコとオンナ
お掃除ボランティアの出現!?
「冬ソナ」のおせっかいなあらすじ
メロドラマは、ジェットコースターのごとく
「純愛」の「純」はどこにある?
「冬ソナ」シンドロームのオンナたち
ノンセクシュアルな「冬そな」の世界
「ヨン様追っかけ隊」は何を学んでいたか?
「冬ソナ」追っかけ隊の学習テキストとは?
ヨンフルエンザの後遺症と対策

あとがき


著者:志治美世子

フリーライター 東京生まれ。一女の母。歴史、女性、医療、社会など各方面で執筆活動中。趣味は舞台鑑賞。とくに歌舞伎、文楽には目がなく、チケット代捻出のため、常に「稼ぐに追いつく貧乏なし」状態である。連句に親しむ。

主な著書に『東京江戸謎解き散歩』廣済堂出版 『信長の朝御飯、龍馬のお弁当』『日本史雑学人物伝 大貧乏・大逆転』(ともに毎日新聞社)いずれも共著、などがある。40代になってバレエとテニスを始めるも、生来の運痴のためテニスはまったく上達せず、バレエは現在休業中である。


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