12月20日 |
四六判★280頁★2000円+税
ISBN4-7845-0558-X
雅子への「人格否定」という皇太子発言から全ては始まった。宮内庁との確執、雅子の病気、天皇との対立、「お世継ぎ」問題……。それらはマスコミを通じて「新しい皇室」を作ろうとする天皇家の「陰謀」だった? 女なしでは生き延びられない現代天皇制の研究。
片手に科学/片手に美/ゆんでに、おんな/めてに、銃/恋のいくさに生きるには/地位、名声を敵として/恥にまみれたしかばねを/汚名の帯でかざるべし!
[目次]
【はじめに】……桜井大子
【お千代繰り】……貝原浩
1 皇太子がメディアへの仕掛人だった!
【インタビュー】「皇室スキャンダル」への「介入」のすすめ……天野恵一(聞き手・桜井大子)
「マサコのわがまま」と「ミチコのわがまま」/伏せられたマサコの「人工授精」/イギリス王室みたいになってはいけない?/菊のカーテン、上げたり下げたり/天皇制は「軽く」なったか/大衆メディアの土俵に乗ってみる
マスメディアを浮遊する雅子と徳仁……中嶋啓明
高値安定の皇室報道/天皇制に回収される「雅子さま、おかわいそう」/外国へ行けないから病気になった?/外国では子作りできない?/大手振ってまかり通る血統主義/それが雅子の生きる道
/無責任の象徴の申し子、徳仁/強まる「祭祀王」の顔/国軍の精神的統帥権者
2 雅子の「反乱」がつくる新しい皇室?
マサコの反乱、変革、大衆天皇制……桜井大子
「反乱」という「改革」/「宮中改革」と大衆天皇制への「変革」/ミチコの「反乱」、マサコの「反乱」/大衆天皇制へ―民衆・政府・マスコミの共犯関係
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【座談会】「皇室スキャンダル」と仕組まれた「家族」
……桜井大子・四津谷薫・友丘千哉・首藤久美子・松本麻里・梶川彩・大橋由香子
私たちと「天皇制」の関わり/雅子は離婚すべし!/皇太子がストーカーをしたら?/なぜ私たちが皇族を心配しなきゃいけないのか/雅子? 雅子さん? マサコサマ?/雅子・浩宮という「記号」/女性天皇を容認するフェミニズム?/憲法二四条をバッシングする自民党/「犬と私」は家族じゃない?/美智子の体現した「核家族」のイメージさえ……
[さくらい・だいこ]
1957年生まれ。女性と天皇制研究会、反天皇制運動連絡会などに参加。共著『「女帝」で天皇制はどうなる!?』(社会評論社)。
【コラム】
「もぅ〜いいかい」ってか!? 梶川彩
「人間」になりたい? 増田康次
奴らは被害者ヅラして掠奪し、さらに恩まで着せやがる さっちゃん
構造をみること、個人に寄り添うこと、ラディカルに訴えたいこと 友丘千哉
アメリカで出会った、「天皇の国」の私 池田智子
3 天皇制の「明日」はどっちだ?
松下圭一の大衆天皇制論を読み直す……水島たかし
「ミッチー・ブーム」の時代に/「恋愛結婚」の「幸せな家庭」/大衆天皇制と「結婚・家庭」の揺らぎ
変わる憲法・変わる天皇……四津谷薫
「新しい?国家像」と、変わらぬ天皇制/われわれが「守るべき価値」/憲法尊重擁護義務はどこに?/天皇制の失地回復を目指す「論点整理」/「公共の利益」は個々の利益か?/皇太子の「表現の事、由」/ジャーナリストとコメンテーターの見分け方/人権思想の自殺/最たる「公人」のプライバシー/萎縮するメディア・増長する「公人」
沖縄の女神から女性天皇を考える……佐藤文明
女性だけが天皇に/原信仰は循環する霊/母系→父系の転換/万世一系と家制度/壮大な差別の体系/戦後改革と称するもの/関係の転倒に終止符を
資料
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