![]() トップページ 既刊 図書目録 著者一覧 書籍購入 会社案内 書評 リンク 玉川信明セレクション 日本アウトロー烈傳 第3巻 反魂丹の文化史 越中富山の薬売り 玉川信明 Cultural Story of Hankontan Medicine Seller of Ecchu Toyama. Nobuaki Tamagawa 本書は著者の故郷、富山の薬売り(配置売薬人)の文化史。全国津々浦々を巡る〈薬売り〉という旅人たちから、江戸から明治・大正・昭和の時代の流れをあぶり出した好著。オリジナル(晶文社、1979年作品)に加え、講演記録「富山の薬売りと文化の先達者」を収める。
書評●[出版ニュース2006年4月]
ここでは江戸時代に始まる売薬の歴史から、独特な商法、売薬人の生活など、資料と数十人の売薬人の口述をもとに描かれる。近代庶民生活史としても貴重な労作。 ●[図書新聞2006年3月4日『玉川信明著『反魂丹の文化史』を読む]
一年のうち、百日も二百日も故郷から離れる生活は、独特な生活形態、工夫、知識、文化を産んできた。柳田国男は、この一大行商集団を〈人文的漂泊者〉と呼んだ。富山県だけでなく、広く日本の庶民史、文化の基層の主体者である。それだけにメディアの限られた時代の情報や文化の伝達者としての大きな役割も果たしてきたし、エピソードも沢山ある。玉川さんは、そんな庶民生活の体験実相、つまり古老に聞き書きしたものを『売薬諸国噺』として、後日編んでみたい、とこの本のあとがきで書いていた。 ●[図書新聞2006年3月4日『対談「玉川セレクション」をめぐって』]
鈴木義昭:玉川さんは「夢はリバータリアン」という文章の中で「社会運動専門職としてのアナキストではない、自由と抵抗の番外地人物−すなわし”リバータリアン”たちを一纏めに研究する価値は充分にあるのだ」と言っています。「マイナーであるところにこの種の人物の詩と真実があった」とも。これは、そのまま玉川信明その人にも当て嵌まると思いますね。 ●[岩手日報2006年1月14日]
日本各地、そして近代になっては台湾や旧満州にまで足を延ばした富山の薬売り。彼らは行った土地の人びとと話し合い、遊び、助け合ってくるという関係を築いていた。心と心の通じ合い、文化的役割も兼ねていたと著者は言う。手渡されたものは薬という「商品」だけではなかったのだ。 ●[北日本新聞2005年10月21日号]
玉川が評論の対象に選ぶのは、社会の権威や権力から外れたものが多い。玉川の筆は、生き生きと対象に迫る。権威と無縁なアウトローな人間だからこそ、その魅力を存分に語ることができる。玉川は自分の書くべき世界を見つけていた。〜生前から企画が進んでいた玉川信明セレクション「日本アウトロー烈傳」全五巻(社会評論社)の刊行を待たずの死だった。 ●[北日本新聞2005年10月21日号] 玉川が評論の対象に選ぶのは、社会の権威や権力から外れたものが多い。玉川の筆は、生き生きと対象に迫る。権威と無縁なアウトローな人間だからこそ、その魅力を存分に語ることができる。玉川は自分の書くべき世界を見つけていた。〜生前から企画が進んでいた玉川信明セレクション「日本アウトロー烈傳」全五巻(社会評論社)の刊行を待たずの死だった。 |
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