A5判★240頁★1800円+税
ISBN978-4-7845-0626-2
C0037
目 次
まえがき
第1部 都立高校の改革と展望
1章 都立高校の改革と進学指導重点校の現在
子どもの数が少なくなり多様化がすすむ 12
約3分の1の高校を改編し新タイプの学校49校を設置 14
高校入試にも影響を与える中高一貫校の開校 21
「進学指導」を看板に掲げる高校が登場 23
大きく伸びた合格実績と高まる現役合格の割合 25
日比谷・西・国立・八王子東が合格実績をリード 29
「進学指導重点校」に次ぐ16校 31
指定された学校の大学合格実績はどうか 34
都立高校全体の合格実績も上昇に転じる 40
私立の中高一貫校と比べてみると 42
私立高校とのちがいから 45
2章 進学指導重点校を中心とした都立高校入試状況
実質倍率は94年以降で最高、入試欠席率も最小記録を更新 48
普通科旧学区校が倍率増 48
進む中堅上位校の調整 49
進学指導重点校にも見られる隔年現象 51
進学指導重点校の応募者の動き 53
応募者数などの推移 55
第2部 校長先生に聞く
1章 進学指導重点校
東京都立青山高等学校 67
東京都立国立高等学校 83
東京都立立川高等学校 99
東京都立戸山高等学校 115
東京都立西高等学校 133
東京都立八王子東高等学校 147
東京都立日比谷高等学校 163
2章 進学重視型単位制高校
東京都立国分寺高等学校 181
東京都立新宿高等学校 197
東京都立墨田川高等学校 211
インタビューを終えて 226
[解説] 真の『都立の逆襲』が始まるとき 小田原榮
あとがき
鵜飼 清
うかい・きよし
1951年、東京生まれ。早稲田大学社会科学部卒。
「民学の会」事務局長。
著書『山崎豊子問題小説の研究−社会派「国民作家」の作られ方−』(社会評論社)『酔虎伝説−タイガース・アプレゲール−』(社会評論社)『土方歳三の遺言状』(新人物往来社)など。
共著に『プレゼンテーションの技術』(日本実業出版社)『良寛のすべて』『新選組研究最前線』(新人物往来社)など。
高校進学情報誌『サクセス15』誌上などで、学校長インタビューなどを行う。教育問題や学校改革に関する考察をライフワークのひとつに加えている。
書評
[月刊国語教育2008年3月号]
改編の効果は、周囲の評判よりも早く表れてきた。「進学指導重点校」七校の指定や、「進学重視型単位制高校」三校の創設などで都立上位校が活性化、ひくずられるように都立高校全体の大学合格実績も大きく上昇した。そして二〇〇七年、進学指導重点校を追随する学校として「進学指導特別推進校」五校。「進学指導推進校」十一校が指定され、さらに勢いづいている。これらの都立高校改革の実態と実績、そして展望は?
本書は、それをデータ分析中心にまとめた第一章「都立高校の改革と発展」。そして、進学指導重点校(日比谷、戸山、西、八王子東、青山、立川、国立)、進学重視型単位制高校(国分寺、新宿、隅田川)計十校の校長に、その理念と実践をインタビュー取材して、「都立の逆襲」の実態を浮き彫りにした第二章「校長先生に聞く」の全二章からなる。
都立高校の現在がよくわかる一冊。
[東京新聞2007年11月22日]
少子化、ニーズの多様化に対応できず陰りの出ていた都立高校が変化している。約3分の1の高校を改編、新タイプの学校49校を設置するという都による「改革」は、約10年前スタートし2011年に完成するが、すでに「進学指導重点校」指定で都立上位校が活性化、都立全体の大学合格実績も上昇した。この改革の中身と展望は?
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