A5判★200頁★2000円+税
ISBN978-4-7845-1329-1
C0039
どうぶつのお墓をなぜつくるか/目次
はじめに
第1章
種類
種に分類される動物塚。実験、犠牲、食用・素材、ペット…。見え隠れする自然観とは。 第2章
塚一覧
これまでの調査一覧。全国にはまだ沢山の塚がある。関心はつきません。 第3章
物語
動物塚には人間との関わりを示す興味深い物語が古くから残されています。 第4章
形式
時代によって形を変える動物塚。建立した人
間の思いや立場がそこに関係しています。 第5章
写真ここからは実際に写真で見てゆきましょう。足を運んで撮りためた動物塚の数々。 第6章
系譜
動物塚の源流は、縄文時代にまでさかのぼる。動物の死に対するオソレとケガレ。
第7章
外国での動物事情
世界の動物観は決して一様ではない。日本でもまた変化の兆しが現れている。
おわりに〜動物塚が語る「いのちの物語」
付録 和暦・西暦対応表 参考文献一覧 英文アブストラクト
依田賢太郎(よだ・けんたろう)
1939年山梨県生まれ。東京理科大学理学部応用化学科卒業。
京都大学工学博士。東洋紡績(株)総合研究所研究室長、同社研究総括部主幹、
東洋紡アメリカ(株)上席副社長、スタンフォード大学客員研究員などを経て、1991年から東海大学開発工学部教授。専門は医用生体工学。
書評
[読売新聞2007年10月7日]
現在も、食用に供された動物のためなどに、動物のためなどに、動物塚は作られつづけている。人間と人間以外、伝説と現実の境目がかぎりなく曖昧だということが、動物塚の存在に表れている。この文化と宗教観については、今後ますます分析や考察がなされることだろう。
いままで気にしたこともなかった動物塚が、人間と動物との交流(食べちゃうこともあるが)のたしかな証しとして、なんだか輝いて見えてくる。カバーの味のある犬の絵も、著者が描いたものだそうだ。
[東海教育研究所月刊『望星』10月2007年]
犬塚、猫塚、蛇塚、実験動物の慰霊塔。一口に動物塚といっても、そのルーツは縄文時代に埋葬された縄文犬にまでさかのぼることができるらしい。本書はそんな日本人の動物埋葬の源流を探る、本格的な研究書だ。
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