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西洋世界の没落
異端の現代史
片桐薫
Seiyou Sekai no Botsuraku - Kaoru Katagiri
"The Downfall of the Western World" -Kaoru Katagiri
東西ヨーロッパの統合=EU拡大は西洋世界の没落(ヨーロッパ中心主義の終焉)の始まりである。五つのキーワードの分析を基準に、近代ヨーロッパの誕生から今日に到る政治・経済・社会・文化における大変動の最深部を解明する。世界のありようを根底から転換する現代への視座をさぐる。

11月22日

46判★266頁★2600円+税
ISBN4-7845-1443-0

プロローグ
1 ヨーロッパ中心主義の過去・現在
1 ヨーロッパ的世界史の生成
2 ヨーロッパ「没落論」と「再生論」
3 「集団的狂気」の世紀
4 受動的革命としての「統合」過程とそのジレンマ
5 世界のなかのヨーロッパ
6 ヨーロッパの未来像
7 ヨーロッパ「憲法」とヨーロッパ「市民」

2 現代の帝国主義と植民地主義
1 近代ヨーロッパの登場
2 マルクス主義における植民地主義・帝国主義
3 「帝国の時代」=ベルエポック
4 アメリカ帝国のヘゲモニー的凋落
5 変容する反帝・反植民地主義運動の弁証法
6 ネオ・サバルタンの世界 

3 キリスト教世界と社会主義−その立脚基盤の崩壊
1 二つの世界の出会い
2 マルクス主義における宗教観
3 ファシズムと二つの世界
4 両世界における類似的慣行および「正統と異端」
5 神を「信じる者」と「信じない者」との対話
6 存在が問われる二つの世界
7 現代における文化革命のうねり

エピローグ
人名索引

片桐薫
1926年、愛知県生まれ。法政大学中退。政治学博士。「東京グラムシ会」、「アソシエ21」会員。著書に『イタリア民主主義の構造』(筑摩書房)、『ヨーロッパ社会主義の構造』(岩波書店)、『グラムシ』(リブロポート)、『図書館の第三の時代』(同)、『グラムシの世界』(勁草書房)、『グラムシと20世紀の思想家たち』(御茶の水書房)、『ポスト・アメリカニズムとグラムシ』(リベルタ出版)、『西洋世界の没落』(社会評論社)、共編著『生きているグラムシ』(社会評論社)、『トロツキーとグラムシ』(同)、編訳『グラムシ・セレクション』(平凡社)ほか。

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●開設 1998年12月31日
 ●最終更新日 2005年 6月24日