●海法潤二 四六判★2000円 0779-5 (2002・6)
「どんな子でも必ず理解に達する授業を組み立てることがプロの教え屋のサービス」とするユニークな独創にあふれる授業の展開。笑いあり、涙あり、心揺さぶられる小学校教師と子どもたちの物語。「海法学級の授業は名人芸」とさねとうあきら氏は評す。 →目次へ
●西田秀秋 四六判★2200円 0774-4 (2001・11)
1970年代に、兵庫県立湊川高校で花開いた解放教育の指導者である著者は、その後、神戸甲北高校校長として、総合学科への改組にとりくんだ。ルーティンワークと堕した教育から脱し、創造の喜びに支えられた教育の再生をめざす学校改革の記録。→目次へ
●武藤啓司・榎本留美 四六判★1500円 0751-5 (1990・10)
「問題児」と呼ばれる子どもたちとの日常的なつきあいのなかで、生きることの意味を問う、現役小学校教師の長編実践記録。教育の荒廃が叫ばれるなか、教師と生徒の信頼の回復はいかにして可能か。
●武藤啓司編 四六判★2000円 0718-3 (1994・11)
子どもたちのどのような小さな表現、表情、しぐさをもひとりの生きてある、いのちのコンテクストとして読みとること……。「言語認識」の実践にとりくむ4人の教師の、子どもたちとの出会いと変容のドラマ。
●大塚博 四六判★1800円 0736-1 (1987・5)
大塚先生と子どもたちの、教室内外でのいきいきとした出会いと交流。先生と生徒が一緒になって作りあげた詩の授業の記録など、小さな詩人たちの躍動する姿が見事に描かれている。子どもとともに跳ぶユニークな実践記録。
●竹中もろこ 四六判★1200円0912-7 (1992・2)
ワンレン・ボディコンのイマ風女教師と、超元気のいまどきのまなびやのおとめたちが日夜展開する、抱腹絶倒のバトルロイヤル・金網デスマッチ教室日記。一部読者のヒンシュクにもめげず送る新機軸の書。
●加瀬完 四六判★1500円 0741-8 (1986・5)
昭和のはじめ、千葉県の小さな村の教師となった斎藤恭。子どもたちに向かってひたすら歩むことを教師の仕事としてきた彼は、凩の時代には紙芝居屋となってその理想を貰いた。その歩みは、今日の教育問題の核心を示す。
●国分一太郎 四六判★1800円0733-7 (1985・8)
国分さんは山形で生まれ育った。そこで根づいて思想を形づくってきた。この土に根づきながらの国際主義、それが国分精神だった。教育運動に生涯をかけた著者が、すべての教師たちにおくる、最後の熱きアピール。
●川津晧司 四六判★1300円 0728-0 (1975・10)
現代教育の体制的リアリズムのなかで、噴出するロマンティシズムの個的な存在こそが、「学校」を原点にとり戻す力の源泉である。「子どもの〈日常〉と詩」を中心テーマにし、現代教育における「感性の復権」を唱える。
●川津晧司 美本なし★1400円 ISBNなし (1980・10)
受験戦争の真只中にいる中学3年生の担任教師として、43人の生徒と親たちに向けてすみずみまで“交信”を求めた学級通信を集成。青春前期にある15歳の少年少女たちの内側に残そうとしたものは何だろうか。
●村田栄一 A5判★2700円 0765-5 (1999・4)
70年代前夜の激動の日々に主体的にかかわりながら、自己の「原点」から発する「教育」的論理を、小学校1年生の子どもに学びつつ何かを「書きこむ」仕事として、教育労働の意味を試行した学級通信50号の全記録を復刻。巻末に「ガリバー三〇年自注」150枚を付す。 →目次へ →書評・読者カードを見る
●村田栄一 A5判★2800円 0707-8 (1982・11)
「じゃんけん党教育論」に立脚し、「表現」と「連帯」の創造をめざし、小学校1年生の子どもたちとその父母と、教師としての著者を等身大の視線で結んだ1年間の教育の営みの実践記録。
●相川忠亮 A5判★各1500円 0744-2/0745-0 (1980・6)
生徒たちとおもいきり固有の関係をつくろうと、中学校教師として、入学から卒業まで3年間、毎月発行したガリ版刷り学級通信を完全復元。公的な教育の場に肉声を通じて生徒の私的な関係を構想した教育実践記録。
●武藤啓司編著 四六判★2000円 0784-1 (2004・1)
創立10周年を迎えた横浜にあるフリースクール。「学習障害児」「多動」「自閉」、そして「不登校」などと呼ばれる若者たちが学ぶ。「一人ひとりの個性に即した教育」を試行錯誤する教師たち。各教科の担任による日々の授業のリアルなレポート。→目次へ
●武藤啓司編著 四六判★1400円 0760-4 (2001・6)
学習障害、多動、自閉症、精神遅滞など、さまざまなラベルを貼られた中学卒業年齢の子どもたちが入学してくる。そのラベルから子どもを見るのではなく、一人一人の個性として向き合い、未知の世界に挑む教師と、新しい扉をあける子どもたちとの交流。その感動の記録は教育の原点を浮かびあがらせる。→目次へ →読者カードへ
●平井雷太 B5判★2500円 0752-3 (2000・2)
「ニュース23」(TBS)での放映などで、注目されるセルフ・ラーニング教育法。押しつけない、命令しない、強制しない。ナイナイづくしのらくだ式スクール。子どもたちが自分ですすんで学習する日々を綴った月刊紙『らくだ通信』の集成。→目次へ
●村田栄 美本なし★1800円 0701-9 (1981・4)
日教組運動の理論的基礎である国民教育論に対する批判から国民教育そのものへの本質的批判へとむかう著者の理論的作業は、今日の教育状況のなかで、国家意志の伝達者たることを拒否する教師の思想的原点といえよう。
●村田栄一 美本なし★1500円 0702-7 (1979・5)
状況へ挑戦するおのれの立脚点を「自己教育能力の奪還」というところにおき、中教審路線によって切り捨てられる「辺境」をむしろ発想点とし、そこからの逆射によって、「教育」の階級性をうきぼりにさせる試み。
●村田栄一 四六判★1600円0703-5 (1983・5)
「デキルかデキナイか」という単純な目盛りでは測りきれないものを切り捨てるのでなく、もっと多様なものさしが復権されねばならない。思想の借り着を拒み自前の教育思想を「じゃんけん党精神」と名づける。
●武藤啓司 四六判★1500円 0727-2 (1976・8)
教育と支配の構造をえぐりだす実践と批評。勤評闘争の敗北以後、「教育労働者の自己解放とは何か」を模索する著者が、自らの労働の対象化をとおして、そのたたかいへの回路を新たな「教育闘争」として提起する。
●岡村達雄編 四六判★2600円 0712-4 (1988・1)
ポスト「臨教審」の状況をふまえた現代教育のラジカルな分析と批評の全3巻のシリーズ第1弾。敗戦直後の教育改革から現在の教育支配に至る過程の戦後教育史の視点と問題のありかを呈示する。
●岡村達雄編 四六判★3200円 0716-7 (1992・6)
今日の教育をめぐる理論的かつ思想的な地平をあきらかにするシリーズ第2巻。教育と権力、学校、家族、地域社会、文化・言語、性・からだ、ナショナリズム、共生をめぐる問題の所在を追求する。
●岡村達雄編 四六判★3500円 0714-0 (1989・11)
シリーズ最終巻として日教組・教育裁判運動などのさまざまな教育運動の現段階を分析・批評する。「日の丸・君が代」、民族教育、障害者教育などの現場からの報告と提起。詳細な年表を付す。
●岡村達雄編著 A5判★8700円 0776-0 (2002・1)
日本における公教育の成立と展開を教員処分をめぐる視点から分析。小学校教員の処分に対して、その法制的整備―処分体制の形成過程、処分の実際を精緻に解明。公教育の支配装置としての構造を明らかにする、日本近代公教育史の実証的研究の画期をなす。 →目次へ →書評を見る
●田中節雄 四六判★2200円 0738-8 (1996・4)
現代日本の学校教育はどのように子どもの人間形成を行なってきたのか。学校を〈生産機械〉というシステムたらしめる社会と教育の間のダイナミズムの解明をとおして、近代公教育へのラジカルな批判を展開する。
●増田都子 A5判★3400円 0787-6 (2004・3)
社会科の教師が沖縄の米軍基地についてのNHK放映のビデオを生徒に見せて感想を書かせた。それをきっかけに、管理職、教育委員会、産経新聞、都議などから「偏向教師」として総攻撃を受ける。6年にわたるこうした教育を破壊する者たちとの闘いの記録。 →目次へ →書評を見る
●都築亨 四六判★2300円 0755-8 (1997・8)
昭和初期、現代にもつながる画期的な教育改革が試みられた。だが、軍部の台頭とともに日本近代唯一の教育の空白――学童疎開・学徒動員――が訪れた。捕虜収容所の数奇な体験を綴った資料も収録。
●永野勝康 A5判★4800円 0756-6 (1999・6)
寺子屋教育から新制高校まで。地域と学校の関わりを意識し、教育の足跡を学校という機関を通じて考察し、それが子どもの成長と地域住民に対してどのような役割を担い、何が期待されていたかを、神奈川県における基礎調査をもとに明らかにする。 →目次へ
●黒沢惟昭・佐久間孝正編著 A5判★3400円 0758-2 (2000・5)
病める先進国社会の病理は「教育問題」に顕在化している。イギリス、ドイツ、イタリア、フランス、ロシア、日本の実態調査をもとに、各国の生涯学習の現状と教育改革の動向を分析する。→目次へ
●野本三吉 四六判★2500円 0753-1 (1997・6)
●石塚正英編集 A5判★2500円 0327-7 (1999・11)
ムーミン物語、グリム童話、いばら姫、人喰い山姥などのメルヘンをとおして、子どもの世界の秘密を探り、ベンヤミン、ライヒ、カイヨワの作品から遊びの文化史を読む。神と自然、非合理と合理の絶妙な交互性に満ち溢れている子どもの世界への接近。→目次へ
●マリー=フランス・ボッツ/堀田一陽訳 四六判★2700円 0364-1 (1999・6)
カンボジア国境の難民キャンプから子どもたちが消えていく。闇の組織やキャンプ警備の軍人によって、バンコクの売春宿に売られていったのだ。児童売春の実態を解明するために売春宿に潜入したマリーが出会った子どもたちは……。 →目次へ →書評・読者カードを見る
●クレール・ブリセ/ 堀田一陽訳 四六判★1700円 0377-3 (1998・11)
子どもを貪り食うこの世界は、子どもを戦場に送り込み、売春を強要し、工場ではろくに食事も与えずに搾取している。北でも南でも、繁栄の陰で子どもたちはかつてないほどに虐げられている。その最新状況をレポートする。 →目次へ →書評・読者カードを見る
●ミシェル・ボネ/ 堀田一陽訳 四六判★2300円 0389-7 (2000・10)
ILO、ユニセフなどの国際機関やNGOの活動の一方で、今なお、世界では四人に一人の子どもが就労している。二〇年余、直接子どもたちと語りあった著者の、そのまなざしの先に見えたものは何か。渦中の子どもたちは、何を私たちに投げかけているのか。 →目次へ
●秦澄美枝 四六判★2800円 0788-4 (2006・1)
「反抗すると教員の免許が取れなくなるのではと怖かった」教員免許取得のための必修科目の男性講師による、女子学生たちへのセクシュアル・ハラスメント。心の傷を抱えなら、大学への異議申し立てを決意した彼女たちを待ち受けていたのは、大学ぐるみの報復攻撃(二次セクハラ)だった。結局、大学は卒業時まで加害者や攻撃者を擁護し、学生たちの充分な救済はできなかった。こうした状況にたいして女子学生たちはネットワークを結成し、それをサポートする著者と共に大学に抗議し、裁判闘争にも完全勝利した。本書はその全記録である。
●村田栄一 A5判★2300円 0789-2 (2005・4)
國學院大學の「教育原理」の講義。自分の内部に刻印された「教育」を洗い出し、自らの体験を検討対象とする授業。講師としての著者の模索と急速に雄弁になる学生たちの記録。
●村田栄一 A5判★2700円 0790-6 (2005・4)
國 出席やテストや単位などで脅かすことなしに、内容勝負で「授業」にひきつけるには、どのような取り組みが行われたのか。大学の授業を公開する初の試み。
●佐藤進 四六判★960円 0773-6 (2001・8)
少子化社会の到来とともに、私立大学の経営危機がはじまった。特に、短大では47%の学科が定員割れを起こしている(2000年度)。私立大学連盟は、大学の整理統合(合併)をめざしているが、その程度では今日の危機は脱出できない。大学再生の具体的提言。 →目次へ
●知識環境研究会 編著 A5判★2800円 0778-7 (2002・6)
インターネット環境の成熟と、少子化を背景とした大学の講義の一般開放が、まったく新しい大学修了(学士号取得)のプログラムを可能にした。単一の大学に縛られず、ライフスタイルにあわせた自分だけの大学をデザイン。誰でも、いつからでも効率的に学べます。 →目次へ →書評を見る
●巨大情報システムを考える会編 A5判★2000円 0761-2 (1994・6)
全共闘運動から25年、「大学改革」はいまや当局側のスローガンとなった。18歳人口の減少とともに、産業としての生き残りをかけて、リストラにはげむ大学。変化の中のキャンパス空間の今を伝える。 →目次へ
●巨大情報システムを考える会編 A5判★2000円 0762-0 (1995・5)
「国際化」がリストラ時代の大学の生き残り戦略のひとつになっている。しかしその実態はこんなにもお粗末!? 「大東亜戦争」というもうひとつの「国際化」時代の大学と重ね合わせて問題化する。大学の現在を斬るシリーズ第2弾。 →目次へ
●巨大情報システムを考える会編 A5判★2000円 0763-9 (1997・1)
インターネットは大学から始まった。そして少子化時代のいま、大学の生き残りの目玉に「情報教育」が位置づけられつつある。その教育システムの矛盾、大学におけるホームページ検閲など、前線からのレポート。 →目次へ
●巨大情報システムを考える会編 A5判★2000円0764-7 (1998・9)
近代日本の植民地経営と教育機関の設置は不可分に結びついていた。植民地における大学は、日本と「外地」の教育をどのように変えたのか。 →目次へ →書評を見る
●巨大情報システムを考える会編 A5判★2400円0767-1 (2000・10)
「間断なき大学改革の時代」であった1990年代。いま、グローバリゼーションの波の中で、大学審議会答申によって繰り出される一連の「規制緩和」と制度改革が、「産業化」「学校化」のなかで、大学組織を変貌させていく。大学の「現在」を問い続けるシリーズ最終巻。 →目次へ