トップページ 既刊 図書目録 著者一覧 書籍購入 会社案内 書評 リンク
■思想の海へ ■コメンタール戦後50年/検証[昭和の思想]/レヴィジオン[再審]
  ■哲学・社会学・思想史 ■宗教 ■民俗 ■人物 ■玉川信明セレクション 日本アウトロー烈傳



■叢書 思想の海へ


第1巻 百姓の義
――ムラを守る・ムラを超える

●大野和興編
A5判★2524円
3101-7
(1990・9)

[収録資料]百姓伝記巻一、六 自然真営道・大序巻=安藤昌益 鴨の騒立 佐倉宗吾一代くどき 赤猫になった百姓 二宮翁夜話 獄中記=三浦命助 八郎独り年代記 三閉伊通百姓一揆録 勧農教訓録=林八右衛門 夜明け前=島崎藤村より、他



第2巻 方法の革命=感性の解放
――徳川の平和の弁証法

●いいだもも編
A5判★2524円
3102-5
(1990・1)

[収録資料]良演哲論=安藤昌益より 翁の文=富永仲基より 玄語手びき草=三浦梅園 稽古談巻之一=海保青陵 上海淹留日録=高杉晋作より 西くはくをきみやげ=井原西鶴より 国姓夜合戦=近松門左衛門より 痿陰隠逸伝=平賀源内、他



第3巻 江戸期の開明思想
――世界を開く・近代を耕す

●別所興一・杉浦明平編
A5判★2524円
3103-3
(1990・6)


[収録資料]宰我の償=山片蟠桃 独考=只野真葛 西域物語=本多利明より 初稿西洋事情書=渡辺崋山より 天保上書=高島秋帆より 学問所事件についての布令原案=橋本左内 国是三論=横井小楠より まがきのいばら=勝海舟より、他



第4巻 民の理
――世直しの伏流

石渡博明
A5判★2524円
3104-1
(1990・10)

[収録資料]安藤昌益文書より 民間省要=田中丘隅 三十一日の御伝え=食行身禄 勧農策=武元君立 土佐天保庄屋同盟談話之条々=細木庵常 狂夫の言=吉田松陰 柳子新論=山県大弐より 檄文=大塩平八郎 触れ書=生田萬、他



第5巻 倒幕の思想
=草莽の維新

●寺尾五郎編
A5判★2524円
3105-X
(1990・8)


[収録資料]獄舎問答・黙霖往復問答・大義を議す・留魂録・絶筆一首=吉田松陰 義挙三策=真木和泉 回天三策=平野国臣 時勢論=中岡慎太郎 一燈銭申合 天誅組関係文書 奇兵隊・諸隊関係文書 薩長連合関係文書、他



第6巻 明治草創
=啓蒙と反乱

●植手通有編
A5判★2524円
3106-8 (1990・7)

[収録資料]西洋事情小引=福沢諭吉 自助論第一篇序=中村正直 人民自由の権利=加藤弘之 男女同権論=森有礼 文明開化=加藤祐一より 上書=横山正太郎 思いのまま=前原一誠 日本帝国滅せんとするの徴候を論ず=宮崎八郎、他



第7巻 自由自治元年の夢
――自由党・困民党

●井出孫六編
A5判★2524円
3107-6
(1991・1)

[収録資料]民権自由論=植木枝盛 平民の目ざまし=中江兆民 憲法草稿評林=小田為綱 秩父騒動=堺利彦 静岡事件=伊藤痴遊 自由党を祭る文=幸徳秋水 自由民権は親をも殺す=松山宇善 日記より=エルヴィン・ベルツ、他



第8巻 社会主義事始
――明治における直訳と自生

●山泉進編
A5判★2524円
3108-4
(1994・4)

[収録資料]社会主義と婦人=村井知至 社会民主党宣言=安部磯雄 新社会の出現=矢野文雄 我が社会主義=片山潜より 社会主義神髄=幸徳秋水より 日本全国遊説=座間止水より 北海道移民の悲惨=原子基 獄中生活=堺利彦、他



第9巻 大正デモクラシー
――草の根と天皇制のはざま

●今井清一編
A5判★2524円
3109-2
(1990・3)

[収録資料]民主主義鼓吹時代の回顧=吉野作造 憲法講話序=美濃部達吉 官僚の目に映ずる人権=江木衷 囚われた民衆=高野岩三郎 加奈陀新報への寄稿より=山本宣治 俺の事は俺が始末する=高畠素之 講談改良論=大庭柯公、他



第10巻 近代文明批判
――「国家」の批判から「社会」の批判へ

●田中浩・和田守編
A5判★2524円
3110-6
(1994・6)

[収録資料]嗟呼国民之友生まれたり=徳富蘇峰 日本文明進歩の岐路=陸羯南 日本独特の国家主義=河上肇より 東京最暗黒の生活=松原岩五郎 小作人生活事情=横山源之助より 国家意識の社会化=長谷川如是閑より、他



第11巻 アジアと近代日本
――反侵略の思想と行動

伊東昭雄
A5判★2524円
3111-4
(1990・2)

[収録資料]南洲翁遺訓より 氷川清話=勝海舟より 興亜会創立大会演説=渡辺洪基 今誉黒旗軍旗=流鶯散史より 大阪事件弁論=大井憲太郎より 大東合邦論=樽井藤吉より 落花の歌=宮崎滔天 朝鮮人を想う=柳宗悦、他



第12巻 思想の最前線で
――文学は予兆する

●黒古一夫編
A5判★2524円
3112-2
(1990・5)

[収録資料]くち葉集・落葉のはきよせ=二葉亭四迷より 徳川氏時代の平民的理想=北村透谷 下流の細民と文士=田岡嶺雲 政治小説を作るべき好時機=内田魯庵 現代日本の開化=夏目漱石 宣言一つ=有島武郎 民衆と諷刺=小熊秀雄、他



第13巻 個の自覚
――大衆の時代の始まりのなかで

●小田切秀雄編
A5判★2524円
3113-0
(1990・1)

[収録資料]十一月三日午後の事=志賀直哉 女作者=田村俊子 街頭騒擾録=田中貢太郎より 私の個人主義=夏目漱石より 侏儒の言葉=芥川龍之介より 大イタチ=鈴木三重吉 野ばら=小川未明 雑器の美=柳宗悦、他



第14巻 芸術の革命と革命の芸術

栗原幸夫
A5判★2524円
3114-9
(1990・3)

[収録資料]生の拡充=大杉栄 民衆芸術の理論と実際=平林初之輔より 構成派研究=村山知義より 芸術に関する走り書的覚え書=中野重治 政治の優位性、芸術の党派性の批判=池田寿夫 プロレタリア文学運動=中村光夫、他



第15巻 危機の時代と転向の意識

●上条晴史・坂内仁編
A5判★2524円
3115-7
(1990・7)

[収録資料]浪人街第一話=山上伊太郎 レオ・シェストフの「悲劇の哲学」=小林秀雄 斬られの仙太=三好十郎より 冬を越す蕾=宮本百合子 浪漫的精神と浪漫的動向=高見順 三木清氏と三木哲学=戸坂潤より 神道と民俗学=柳田国男、他



第16巻 反天皇制
――「非国民」「大逆」「不逞」の思想

●加納実紀代・天野恵一
A5判★2524円
3116-5
(1990・6)

[収録資料]女帝を立つるの可否=嚶鳴社 日本皇帝睦仁君に与う=竹内鉄五郎 入獄記念・無政府共産・革命=内山愚童 ココアのひと匙=石川啄木 第十二回訊問調書=金子文子 鉄の話=中野重治 絶対君主制とファシズム=神山茂夫、他



第17巻 土民の思想
――大衆の中のアナキズム

●大沢正道編
A5判★2524円
3117-3
(1990・2)

[収録資料]日本は狂して亡ぶ=木下尚江より 東京電車事件=吉川守圀 市内鉄道の性質=森近運平 農民の福音=赤羽巌穴 大正聖代の一揆=荒畑寒村 魚津の女房たち=田村昌夫 正進会の争議=水沼辰夫より 組合帝国主義=大杉栄、他



第18巻 水平
=人の世に光あれ

●沖浦和光編
A5判★2524円
3118-1
(1994・4)


[収録資料]賤者考=本居内遠 日本風俗備考=フィッセルより 穢多を治むるの議=千秋藤篤 東渚夫論=帆足万里より 賤称除去願=弾直記 賤称廃止の建白書=大江卓 新民世界=中江兆民 全国水平社創立大会記 「燃え挙る心」創刊号、他



第19巻 日本番外地の群像
――リバータリアンと解放幻想

玉川信明
A5判★2524円
3119-X
(1989・11)

[収録資料]稲垣足穂、金子光晴、田中英光、坂口安吾、サトウハチロー、高橋新吉、武林無想庵、大泉黒石、埴谷雄高、高橋鉄、深沢七郎、辻潤、松尾邦之助、富士正晴、梅原北明、山崎今朝彌、竹久夢二、伊藤晴雨、中西悟堂、西田天香、他



第20巻 愛と性の自由
――「家」からの解散

●江刺昭子編
A5判★2524円
3120-3
(1989・11)

[収録資料]婚姻之不完全=岸田俊子より こわれ指輪=清水紫琴 男女道を異にす=福田英子 みだれ髪=与謝野晶子 三つの事だけ=神近市子 悪寒=田村俊子 黄薔薇=吉尾信子 恋愛讃美論=柳原白蓮 予審第五回訊問調書=阿部定、他



第21巻 女性
=反逆と革命と抵抗と

●鈴木裕子編
A5判★2524円
3121-1
(1990・10)

[収録資料]同胞姉妹に告ぐ=岸田俊子より 獄中述懐=景山英子 肱鉄砲=管野スガ 何が私をこうさせたか=金子文子より 労働階級の姉妹へ=山川菊栄 寄宿女工の叫び=山内みな 無政府の事実=伊藤野枝 檻=大竹一燈子より、他



第23巻 フェミニズム繚乱
――冬の時代への烽火

●永畑道子・尾形明子編
A5判★2524円
3123-8
(1990・9)

[収録資料]大正期の無産婦人運動と私=近藤真柄 藤村男爵は本気ではあるまい=市川房枝 検挙・取調べ・釈放=加藤シズエ 黍畑=林芙美子 ビラ撤き=窪川いね子 東モス第二工場=中本たか子より 社会時評=狩野弘子、他



第24巻 谷中村から水俣・三里塚へ
――エコロジーの源流

●宇井純
A5判★2524円
3124-6
(1991・2)

[収録資料]農務帳=蔡温 国是・県是・郡是・村是=前田正名 讃岐国糖業実況=謝花昇より 鉱毒地鳥獣虫魚被害実記=庭田源八 下野治水要道会趣意=田中正造 谷中村滅亡史結論=荒畑寒村 両毛の秋=徳冨蘆花 よだかの星=宮沢賢治、他



第25巻 島々は花綵
――ヤポネシア弧は物語る

●花崎皋平編
A5判★2524円
3125-4
(1990・11)

[収録資料]シャムシャイン一揆の事=松宮観山 クナシリメナシ騒擾取調日記=新井田孫三郎より 日記より=知里幸恵 詩二編=山之口貘 対島にて=宮本常一より ヤポネシアと琉球弧=島尾敏雄より、他



第26巻 海外へユートピアを求めて
――亡命と国外拠点

田村紀雄
A5判★2524円
3126-2
(1989・12)

[収録資料]仏・クラルテ運動に加わって=小牧近江 第一次世界大戦の日系カナダ兵=熊川郁 キャンプ・ミル労働組合十年史=梅月高市より スペインに死す=石垣綾子より 上海に生きた青春の日々=川合貞吉、他



第27巻 歴史の思想
――誰が歴史をつくるのか

●斉藤孝編
A5判★2524円
3127-0
(1991・1)

[収録資料]日本開化小史=田口卯吉より 二千五百年史=竹越与三郎より 神道は祭天の古俗=久米邦武 上世年紀考=那珂通世 六十年の回顧=喜田貞吉より 反歴史主義批判=羽仁五郎 大化改新後の奴隷制度の位置および意義=早川二郎、他



第28巻 無産政党と労農運動

伊藤晃
A5判★2524円
3128-9
(1990・8)

[収録資料]普通選挙と労働組合=堺利彦 農民運動の道=大西俊夫より タンクの水=山川均 朝鮮無産階級青年に与う=白武 ストライキならびにストライキ戦術について=三田村四郎より 洋モス争議の回顧=田村とめ子より、他



第29巻 天皇制国家の透視
――日本資本主義論争1

青木孝平
A5判★2524円
3129-7
(1990・4)

[収録資料]明治維新の変革=野呂栄太郎 現代日本ブルジョアジーの政治的地位=猪俣津南雄 政治的統一戦線へ!=山川均 一般戦略の決定的重要点について=渡辺政之輔 幕末における政治闘争=羽仁五郎より 自由民権=平野義太郎より、他



第30巻 世界農業問題の構造化
――日本資本主義論争2

●河西勝編
A5判★2524円
3130-0
(1990・4)

[収録資料]日本資本主義の帝国主義的地位=高橋亀吉 資本主義日本の帝国主義=猪俣津南雄より 「プチ・帝国主義」論批判=野呂栄太郎 わが国農業問題と農民運動の諸問題=高橋貞樹 わが国小作料の特質について=櫛田民蔵、他



第31巻 戦時下の抵抗と自立
――創造的戦後への胎動

降旗節雄
A5判★2524円
3131-9
(1989・12)

[収録資料]瀧川事件から二・二六まで=田宮虎彦 日本的性格=長谷川如是閑より 「土曜日」創刊の辞 フォイエルバッハ第一テーゼの一解釈=加藤正 資本主義の成立と農村分解の過程=宇野弘蔵 ニュートン力学の形成=武谷三男、他






■コメンタール戦後50年/検証[昭和の思想]/レヴィジオン[再審]


戦後の始まり
コメンタール戦後50年(1)

栗原幸夫
A5判★3700円
0531-8
(1995・4)

天皇の戦争責任の回避とひきかえに広がった<解放空間>。その限りない可能性と限界性を刻みこんだ時代の空気を、あらためて読みなおされるべき文章群を通じて浮き彫りにする。
[収録資料]和平交渉の要綱=近衛文麿 全国民今ぞ猛省一番=石原莞爾 文化国家建設と新国民倫理=高山岩男より 天子非即神論=折口信夫 プレスコード=GHQ 人民に訴う=日本共産党出獄同志 冬に入る=中野重治より 『検閲旬報』第1号 わたくしの夢は実現したか=平塚らいてう 芸術・歴史・人間=本多秋五 第二の青春=荒正人 基準の確立=平野謙 続堕落論=坂口安吾 近代的人間類型の創出=大塚久雄ァ戦争体験としての国家=大熊信行より 共同研究「日本ファシズムとその抵抗線」より 東条政権の歴史的後景=服部之総、他 →目次へ



大衆社会と象徴天皇制
コメンタール戦後50年(2)

天野恵一
A5判★3700円
0532-6
(1995・5)

「封建遺制的天皇制打倒論」から「大衆天皇制論」、そして象徴天皇制の儀礼という「政治」の分析へ。戦後社会に浮上してきた問題としての天皇制をめぐる議論をあとづける。
[収録資料]天皇制について=室伏高信+清瀬一郎+牧野良三+徳田球一 権力と芸術=竹内好 大衆天皇制論=松下圭一 戦後天皇制の存在と意味=鶴見良行 国家と「天皇制」と=松浦玲 在日朝鮮人と天皇制=安宇植 天皇制の最高形態とは何か=菅孝行 「企業ぐるみの自分」「企業ぐるみの日本」「企業ぐるみの天皇」=小田実 “大御心”と“母心”=加納実紀代 マイホーム主義のシンボルとしての皇室=井上輝子 天皇制の現在=池田浩士 渡辺清『私の天皇観』について=平井啓之 儀礼と権力=野毛一起 皇族の結婚と「女性差別」=榊原富士子、他 →目次へ



戦争責任と戦後責任
コメンタール戦後50年(3)

池田浩士
A5判★3700円
0533-4
(1995・6)

戦後日本の最大の欠落点としてあった「戦争責任」の追求。それはアジアの被害当事者、遺族の人々の戦後補償を求める声によって鋭く問われている。われわれは新たな「戦前責任」を負いつつあるのだ。
[収録資料]戦争犯罪と国際法の革命=横田喜三郎 『戦没学生の手記』に寄せて=三井為友 心の傷は癒えず=乙羽信子 戦争文学について=火野葦平 吉川英治論=竹内好 前世代の詩人たち=吉本隆明 知識人の戦争責任=鶴見俊輔 天皇の戦争責任=村上兵衛 帰還農民兵士の立場から=渡辺清 戦後世代の視角=小田実 アジアは日本を告発する=在日学生・留学生座談会 庶民レベルの反戦とは何か=松田道雄 からゆきさんが抱いた世界=森崎和江 南京大虐殺は幻か=朝倉喬司 私の出会った人々=金時鐘 苦い<独立>=加納実紀代、他 →目次へ



反戦平和の思想と運動
コメンタール戦後50年(4)

●吉川勇一編
A5判★3700円
0534-2
(1995・7)

生々しい戦争の記憶を背景とした反戦平和運動の高揚。ベトナム反戦運動を契機に、大きく変わった運動の質とスタイル。再評価されるべき不戦・非武装の理念。
[収録資料]「平和問題談話会」の三つの声明 平和擁護大会決議 ソ連の核実験再開と日本人民=野坂参三より 森瀧日記より 根もとからの民主主義=鶴見俊輔“声なき声”の行進=小林トミ 平和への具体的提言=小田実 米軍解体とわれわれ=清水知久+和田春樹 アンチ安保第1号=小西誠 市民的権利の立場から=久野収より 日本国民としての断念=鶴見良行 不殺生戒=藤井日達 戦争回避がすべて=森嶋通夫 日常化した戦争に抗して=栗原幸夫 自治体の平和政策は今=林茂夫 神奈川県平和遺族会宣言 「不戦の誓い」に関する決議=保谷市議会、他 →目次へ



性と家族
コメンタール戦後50年(5)

●加納実紀代編
A5判★3700円
0535-0
(1995・8)

日本の敗戦、それは文字どおり女性の解放を意味した。そして70年代、リブの女たちによる男への糾弾は、解放の道行きを共に歩もうという女たちのラブコールでもあったのだ。浮遊する近代の「性と家族」。
[収録資料]私はこうして女性の権利条項を起草した=ベアテ・シロタ・ゴードンより 肉体の門=田村泰次郎 パール・バック女史へ=野上弥生子 団地の奥さんたち・ちぐはぐな風景=今和次郎 家の再発見=大熊信行 血の海のなかの黙示録=斎藤茂男より エロス解放宣言=田中美津 娼婦考=関根弘 性の収奪=飯島愛子 男性ライターの書いた「従軍慰安婦」問題を斬る=丸山友岐子より 自虐の子育てをするな!=武田美由紀 ゆきくれ家族論=森崎和江 <男らしさ>と近・現代=伊藤公雄 開かれた家族に向かって=鄭暎恵、他 →目次へ



労働・消費・社会運動
コメンタール戦後50年(6)

●小倉利丸編
A5判★3700円
0536-9
(1995・9)

日本の反体制運動にとって60年代はまさに分水嶺だった。伝統的<運動>から逸脱し、思いがけない課題をもって展開される社会運動の新たな展開。それを受け止められる思想的枠組みの再構築が問われている。
[収録資料]追われゆく坑夫たち=上野英信より 寄せ場とは何か=山岡強一 失業者たちの日本列島=鎌田慧 農とは何か=星寛治 自分の流儀で生きる=前田俊彦+津村喬 くそ袋と刀で戦うだ!=大木よね 万国博―芸街の思想的責任=宮内嘉久 外国(たとえばアメリカ)=ダグラス・ラミス 統合の場から出会いの場へ=粉川哲夫 つくる人々を思いながら=鶴見良行 アジアとの断絶、歴史との断絶=姜尚中 在日外国人管理の歴史と現在=吉永長生 社縁社会からの総撤退を=加納実紀代 放射線汚染のなかでの反原発=小出裕章、他 →目次へ



科学技術とエコロジー
コメンタール戦後50年(7)

●中山茂編
A5判★3700円
0537-7
(1995・10)

敗戦直後、科学技術はバラ色の未来を約束するかに見えた。しかし、高度成長の矛盾の中で、科学技術信仰は崩壊の道をたどる。これに対する<代案>として登場したエコロジー。その不可逆的なコースをたどる。
[収録資料]民主主義と自然科学者=小倉金之助 終戦後一ケ年の科学論を顧る=芳野秀 五大政党科学技術政策批判=福島要一 国家政策と科学研究=大来佐武郎 科学と行政の結びつき=都留重人 新産業革命の展望=星野芳郎 原子党宣言=渡辺慧 「科学者の社会的責任」についての覚え書き=唐木順三より 問い直される科学の意味=広重徹 科学技術と価値の世界=山田慶児 「反科学」の意味するもの=柴谷篤弘 科学はどのように変わりうるか=高木仁三郎より 土とテクノロジー=中岡哲郎より テクノ・キャピタリズムの歴史的位置=吉岡斉、他 →目次へ



憲法と世論
コメンタール戦後50年(8)

●伊藤公雄編
A5判★3700円
0538-5
(1996・1)

天皇制強化・再軍備・家制度復活を掲げた復古的改憲論は衰退し、戦後これに反対してきた「護憲派」もまた変化しつつある。戦後第四波ともいわれる改憲の動きが高まりつつある現在、市民生活の側から憲法を論じねばならない。
[収録資料]憲法解釈と中学校社会科教科書=小山常実 合わせ鏡としての翻訳文化=杉村昌昭 アジアから見た改憲論=姜尚中 憲法擁護運動の理論と課題=松下圭一 「世論」の政治的効用=南博 大学の自治と学生・警官=小田切秀雄 サドは無罪か=澁澤龍彦 日本国憲法「改正」史=渡辺治より ラディカルな日本国憲法=ダグラス・ラミス 在日外国人=田中宏より 戸籍を考える=福島瑞穂より オレは“平和憲法右翼”になってやる!=いとうせいこう 橋爪大三郎の憲法草案=橋爪大三郎 <市民的政治文化>と憲法=今井弘道、他 →目次へ



もうひとつの戦後へ
コメンタール戦後50年・別巻

●コメンタール戦後50年編集委員会編
A5判★3000円
0539-3
(1996・2)

戦後50年をどのようなものとして評価し、位置づけるか、歴史認識をめぐる思想的攻防が本格化しつつある。編集委員座談会、総目次、戦後日本思想史年表(160頁)、他。



国際化という[ファシズム]
検証[昭和の思想](1)

池田浩士天野恵一
A5判★1600円
0311-0
(1988・12)

天皇制国家の空間と時間になおつつみこまれている、われわれの自己批判的作業として、「昭和の思想」という負性をさまざまな角度から明らかにしようとするシリーズ。「大東亜共栄圏」と現在の「国際化」を重ね合わせて検討。



科学技術という妖怪
検証[昭和の思想](3)

池田浩士天野恵一
A5判★2000円
0313-7
(1990・6)

拭い難い幻想を与えつづける現代人最後の信仰としての科学・技術。科学理論自体に内在する問題、産業化・体制化し巨大化した現実のあり方、医療事故・原発事故、利用側受け手側の心性などあらゆる角度から分析。



[戦後]を発掘する
検証[昭和の思想](4)

池田浩士天野恵一
A5判★2330円
0314-5
(1991・12)

日米開戦から50年、そして湾岸戦争後の今日、日本人をカオスにたたきこんだ敗戦と戦後体験を照射する。カストリ文化、肉体の思想、戦後地図などさまざまな視角から、個人的体験を通じて「戦後」をたぐりよせる。


戦後論存疑
レヴィジオン〔再審〕第1輯

栗原幸夫編集
A5判★2200円
0544-X
(1998・6)

20世紀を「再審」するシリーズ。戦後論をめぐる今日的議論と視座。武藤一羊・池田浩士・天野恵一・細見和之・長原豊・鵜飼哲・平井玄・雑賀恵子・岡真理・太田昌国・崎山政毅・小倉利丸・野崎六助。


超克と抵抗
レヴィジオン〔再審〕第2輯

栗原幸夫編集
A5判★2200円
0545-8
(1999・1)

「世界史の哲学」「近代の超克」などのイデオロギー的スローガンの下に遂行された、総力戦として「大東亜戦争」。20世紀の総括の視点から、戦争体制下の思想と文学、抵抗と翼賛の諸相を読み直し、<近代の超克>の元基を問う論集。
 →目次へ →書評・読者カードを見る




■哲学・社会学・思想史

ラディカル・エコロジー
――ドイツ緑の党原理派の主張

●トーマス・エバーマンほか/田村光彰ほか訳
A5判★3500円
0354-4
(1994・11)

物質文明・消費文明の果てに広がる人類史の危機に警鐘を鳴らした「緑」の人々。ドイツ統一後の社会矛盾と、緑の党の体制化がすすむ現在、改めて読み直されるべき原理派の主張。


イメージと意志
――人間の心をさぐる

津田道夫
四六判★2400円
0403-6
(1989・3)

「イメージの時代」といわれる現在、ムードに流されることなく、人間の心的構造を科学的に分析していくことが求められている。哲学・心理学・民俗学の成果をふまえ、緻密な論理展開によって分析する。


弁証法の復権
――三浦つとむ再読

津田道夫
A5判★3600円
0844-9
(2000・5)

20世紀は「革命の変質の世紀」であった。その変質=原理的堕落は、レーニン、スターリン、毛沢東と時代を下るごとに進行した。それに対する先駆的批判を行った三浦つとむの仕事を素材にして、マルクス理論の原理的再生を試みる論考。 
→目次へ →書評・読者カードを見る 


近代の終焉と社会哲学
――東欧革命のアンプリカシオン

石塚省二
A5判★3200円
0345-5
(1999・4)

社会主義の崩壊とともに、近代ヨーロッパ文明は崩壊をとげ、ポストモダン状況とモダン状況とのせめぎあいが本格化している。ズナニエツキ、マリノフスキーらポーランド社会学の展開を機軸に社会哲学を解析する。 →目次へ


ハイデガー解釈

荒岱介
四六判★2200円
0319-6
(1996・6)

20世紀最大の哲学者といわれるドイツのマルティン・ハイデガーはなぜナチス党員であったのか。近代物質文明における人間存在の実存的在り方を越えようとしたその哲学に対する独自の解釈を試み、ナチズムに帰依した根拠を探る。


映画「いちご白書」みたいな二〇歳の自己革命

●上条三郎
四六判★2200円
0486-9
(1996・10)

ぼくの少年時代は永久に戻らない。けれども、青年になろうとする自己革命の火種はともされたままなのだ。デミアンやデュボワの精神にふれて共鳴できるのだから……。学問するノンセクト・ラディカルの時代。


消費・戯れ・権力
――カルチュラル・スタディーズの視座からの文化=経済システム批判

浅見克彦
四六判★2800円
0862-7
(2002・10)

消費文化の大衆化と、大衆的な消費主義スタイルの浸透が現在の社会体制の安定化に果たす役割。マルクス主義的ラディカリズムのブラインドスポットとしての「消費」と「文化」における権力作用を、カルチュラル・スタディーズの文化批判によって再審する。
 →目次へ →書評を見る


ポスト・モダン思想の解読
――神話とユートピアのはざまに

●いいだもも
四六判★2000円
0415-X
(1985・9)

柳田國男、吉沢英成、司馬遼太郎、塚本学、イリイチ、高群逸枝、大塚久雄、小谷汪之、ローザ・ルクセンブルク、ピエロ・スラッファ、伊藤誠、フランツ・カフカら12人を材料にポスト・モダン思想を解読する。


西洋発近代の論理
――社会科学の方法と体系

●松崎昇
A5判★4600円
0837-6
(1998・3)

社会科学の体系の輪郭を描写することを通して<近代の見取り図>を作成する理論的作業の試み。


「廣松哲学」の解剖
――「関係の第一次性論」の意味

鎌倉孝夫中村健三
A5判★3400円
0839-2
(1999・5)

疎外論から物象化論への転換を通して、独自の哲学体系を構築した廣松渉。この廣松理論に対するトータルな分析と批判。第1部は『存在と意味』の解析をとおして、現代における認識論の主題に迫る。第2部は廣松物象化論の理論構造を批判する。 →目次へ


20世紀の政治思想と社会運動

フォーラム90s研究委員会編
A5判★2500円
0418-4
(1998・11)

戦争と革命、ナショナリズムと国際連帯、転機としての68年、新しい社会運動とイッシューの多元化。20世紀とはいかなる時代であったか、民衆運動の過去・現在・未来と政治思想の新展開を、各分野の論者が多面的に論ずる。
 →目次へ →書評・読者カードを見る


世紀を越える
――この時代の経験

栗原幸夫
46判★2600円
1412-0
(2001・2)

希望はどこにあるのだろうかという問いに対して、私は、それは二〇世紀の経験の中にこそあると答えたい。未来は過去を通してしかその姿を現さない――。「戦争と革命」にいろどられた「この」時代の歴史と思想、運動と文学などに関する論争的批評。 →目次へ →書評を見る



後方の思想
あるいは長征への出発

大沢真一郎
46判★850円
0110-X
(1971・11)

民衆の自立的集団のたたかいの中から、人間解放の思想的原点を剔抉し、長い「文化革命」を広範な「共同行動」として提起する。「遅れてきた」ものが、時代の根底からのトータルな変革に向かう行動的ルポルタージュ。



カルチャー・クラッシュ
――制度の壁に挑む文化のアクティビスト

●小倉利丸
四六判★2200円
0479-6
(1994・8)

アートの<自立>と外部の<検閲>が相互補完的にひとつの<制度>を形づくる。富山近代美術館における大浦作品検閲問題への反対運動に関わる著者による、現代アートをめぐるポリティクスを通した社会=文化批評の試み。



環境革命の世紀へ
――ゼロ成長社会への転換

●荒岱介
四六判★1800円
0842-2
(2000・3)

大量生産・大量消費・大量廃棄にゆきついた20世紀の社会システムは、もはや臨界点に達した。生産力思想をこえて、経済成長を価値としないゼロ成長の社会――「定常状態の社会」をめざす社会運動へ。全共闘世代の持続する変革への意志と思想的転回。



緑の希望
――政治的エコロジーの構想

● アラン・リピエッツ/若森章孝・若森文子訳
四六判★2400円
0349-8
(1994・10)

レギュラシオン学派の旗手たる著者が、政治的エコロジーの原理や経済政策、国際関係についての見方、他の政治勢力との相違を包括的に論じた。フランス緑の党の改革プラン。





■宗教

[増補改訂版]テキストとしての聖書

●高尾利数
四六判★2700円
0489-3
(1997・2)

人類の知的遺産として、いまなお多くの人々に影響を与え続けている聖書。神学的解釈を超えて、歴史学、民俗学、言語学の成果をもとに、「開かれたテキスト」として聖書を批判的に読みなおす試み。


〈宗教経験〉のトポロジー

●高尾利数
四六判★2700円
0488-5
(1997・2)

まさしく宗教であったが故に「オウム事件」はおこった。全社会的な「宗教経験」を経た私たちにとって、今、宗教とはいかなる意味を持ちうるか。気鋭の宗教社会学者による、根底的な宗教批判の試み。 →目次へ


体制宗教としてのキリスト教
――旧約の宗教と新約の宗教

榎十四郎
四六判★2500円
0492-3
(1997・7)

旧約聖書に基づくキリスト教と、新約聖書に基づくキリスト教。それは、体制宗教と反(脱)体制宗教の違いを生み出すものであった。一信徒の立場から聖書を批判的に読み抜いてきた著者による、宗教=体制をめぐる論集。


キリスト教は自然科学でどう変わるか
――人格神・奇跡・来世

榎十四郎
四六判★2400円
1404-X
(2000・2)

キリスト教の核心としての「奇跡」は、人間と世界との関わりをどう解釈するかという根本問題に関わる問題である。自然そのものを人格神が創造したものとみなすキリスト教を信仰することが、日常的な自然科学的世界観とどう整合しうるのか。一信徒の立場からの論考。 →目次へ →書評・読者カードを見る


イエスと世俗社会
――福音書は誰のために書かれたのか

榎十四郎
四六判★2200円
1418-X
(2001・12)

イエス・キリストはキリスト教の神であるが、福音書に記された厳しい教えは実行できない。イエスのラディカリズムは、パウロの教会でいかに排除されていったか、カトリックを批判したルターの説でも、教会の世俗化は回避できない。一信徒の立場からの批判的論考。 →目次へ →読者カードを見る 


イエスは食べられて復活した
――バイブルの精神分析・新約編

やすいゆたか
四六判★2300円
1410-4
(2000・9)

イエスは自分の個体的生命を投げ出すことによって、全世界を手に入れるという危険極まりない賭に出た。自分の血と肉を食べさせることによって、弟子たちに聖霊をひきつがせ、弟子たちの中に復活しようという方法で。キリスト教成立の謎を解く。 →目次へ →書評・読者カードを見る


現代社会とキリスト教
――今日の視点から読む聖書

堀 剛
四六判★2300円
1424-4
(2002・10)

現代社会においてキリスト教とは何か。福音書におけるイエス理解の基本をふまえ、現代日本の教会が直面している問題に焦点をあて、社会的視座から聖書を読みなおす。状況と時代の中で、聖典からの脱却と、新たな〈宗教性〉を模索する。 →目次へ


究極の宗教とは何か
――工学博士の宗教論

佐藤進
四六判★1800円
1405-8
(2000・2)

量子力学による宇宙論、生物化学による遺伝子と生命現象の究明……。現代科学の発達により、人類は「神の領域」を侵犯したのか? 人類史における宗教意識発生の根拠と諸宗教の形成過程・教義を解明し、現代の科学技術文明と宗教問題を平易に論じる。 →目次へ →書評・読者カードを見る


戦時教学と浄土真宗
――宗教の戦争責任

●大西修
四六判★2500円
0480-X
(1995・3)

戦時下の日本で、天皇制国家と癒着し、人々を戦争へと駆り立てていった本願寺教団の思想=戦時教学。仏教思想の「無我」の論理を死の論理にすり替えたその思想構造を、若き真宗僧侶が批判する。 →目次へ


異説 親鸞・浄土真宗ノート

玉川信明
四六判★2600円
1438-4
(2004・4)

親鸞全集と膨大に刊行されているその研究・解説書を読破するにつれ、それらの親鸞礼賛に疑問が百出してきた。親鸞と浄土真宗に対する正面からの批判的検討が開始された。「親鸞は半僧半俗の二重人格者だ」と喝破し、類例のない異説・親鸞本ができあがった。 →目次へ


和尚(ラジニーシ)の超宗教的世界
――トランスパーソナル心理学との相対関係

玉川信明
四六判★2000円
1413-9
(2001・4)

「セックスと超意識」に関する講話で、インド全土に激しい嵐を巻きおこし、さらに世界中の若者を魅了したラジニーシ(=和尚、1931〜1990)。トランスパーソナル心理学を援用して、和尚の膨大な講話の記録を解析する。世界初の和尚ガイドブック。
 →目次へ


和尚(ラジニーシ)、禅を語る

玉川信明
四六判★2000円
1421-X
(2002・2)

従来の禅が武士たちの世界で発達した男性的な禅であるのに対し、和尚の禅は愛の営みにも似た合一の禅であり、柔和な、女性的な禅である。のびのびとまったく自然に成長し、花開いていく、〈悟り〉への道、伝統や形式から自由な和尚の禅講話を読む。
 →目次へ


和尚(ラジニーシ)、性愛を語る

玉川信明編著
四六判★2000円
1422-8
(2003・2)

インドの神秘的瞑想家・和尚(ラジニーシ)の性愛論。和尚のテーマは瞬間的であり、無限であるが故に、彼の講話は混沌としている。その混沌の中から、これまでの通俗的な性概念をひっくり返す性愛論を抽出する。玉川編・和尚ガイドブック第3弾。
 →目次へ


和尚(ラジニーシ)、聖典を語る

玉川信明編著
四六判★2300円
1435-X
(2003・12)

インドの神秘的瞑想家の聖典論のエッセンス。老子「道徳経」、イスラム神秘派「スーフィの逸話」、ヒンドゥー教「イーシャ・ウパニシャッド」、タントラ密教「サラハの王の歌」など古代の聖典を現代に蘇らせる。科学、芸術、宗教の融合をめざす和尚の講話。
 →目次へ




■民俗


クレオル文化

●石塚正英編
A5判★2200円
0323-4
(1997・5)

21世紀はホモ・モビリスタ(移動する人)の新紀元となる。異文化接触は文化のクレオル化をもたらし、さまざまなアイデンティティが歴史を動かす。いま注目されつつある<クレオル文化>の総合研究。


グリーンマン伝説

●カサリン・バスフォード=英・植物学者/阿伊染徳美=画家
四六判★2300円
1442-2
(2004・7)

常々にはオーク(ドングリの木)に宿って光や水を尊ぶ、民間信仰のシンボルとしてのグリーンマン。民衆文化の中に素朴な形で脈々と伝承されている大地母神。その精神は、宗教、歴史、民俗、芸術、そして環境問題に取り組む世界の人びとに着実に影響を与えてきた。



世界史の十字路・離島

●石塚正英編
A5判★2200円
0324-2
(1998・4)

シチリア、ハワイ、キプロス、チモール……。民族や言語、宗教などが交錯する世界史の十字路=離島に焦点をあてる。ボーダーレス時代の離島の社会史的解明。



わがかくし念仏

●阿伊染徳美=画家
四六判★2200円
1441-4
(2004・7)

柳田國男の『遠野物語』で知られた岩手県の遠野から山ひとつへだたったところに、著者の生まれた和賀の谷間がある。二百数十年前から先祖代々、和賀に伝わるクロボトケ信仰とムラの習俗を語りつくす。地方のほんとうの風景がここにある。




■人物

北一輝と幻の維新革命
――昭和クーデター史

●矢野久義
A5判★3500円
0523-7
(1991・2)

大正末から十余年、国家改造への執念を燃やしつづけた青年将校たち。しかし、北一輝へとつながる彼らの思想と行動が準備したものは、彼らが対抗しようとした軍部幕僚による軍ファシズムにほかならなかった。


右翼の林檎
――”禁じられた”思想の系譜を飲み下すために

犬塚彰
A5判★2700円
0550-4
(1999・6)

〈右翼〉的なるものは、アダムが喉に詰まらせた林檎に似ている。「北一輝と二・二六」「石原莞爾と満州」「玄洋社と大アジア主義」「一九七〇年の三島由紀夫」をテーマとした、詰まったその〈かたまり〉を飲み下すための学習と総括の書。
 →目次へ →書評・読者カードを見る


夢はリバータリアン
――玉川信明処女評論集

玉川信明
四六判★2330円
0464-8
(1991・3)

リバータリアン――。個の生と自由に執着し、あらゆる体制的なものを拒否し、奔放に生きた人々。富山の薬売り、米騒動の女たち、アナキストの暴れん坊、ダダイスト文士、共同体に生きる人びとの姿を描く。


〈くに〉を超えた人びと
――「記憶」のなかの伊藤ルイ・崔昌華・金鐘甲

●佐藤文明
四六判★2400円
0153-3
(1997・10)

大杉栄と伊藤野枝の「私生子」として生まれた伊藤ルイ、指紋押捺を拒否した崔昌華牧師、強制連行され、一方的に剥奪された日本国籍の確認訴訟を闘った金鐘甲。戸籍・国籍を超えた人びととの出会いの旅。
 →目次へ →書評・読者カードを見る


虹児 パリ抒情

羽田令子
四六判★2200円
0945-3
(2002・7)

1920年代の雑誌ブームの中で『少女画報』『令女界』などの挿絵画家として時代を風靡した虹児。1925年、若き東郷青児、藤田嗣治がいるパリへ。14歳で虹児に出会った著者が、その面影を求めてフランスへ取材。少女たちに夢と美を与えた画家への追憶。 →目次へ →書評・読者カードを見る


ゾルゲはなぜ死刑にされたのか
――「国際スパイ事件」の深層

白井久也小林峻一
A5判★3800円
0552-0
(2000・7)

日米開戦の前夜、1941年10月にリヒアルト・ゾルゲ、尾崎秀実ら35名がスパイとして一斉検挙された。44年11月7日、主犯格のゾルゲと尾崎は処刑される。ロシアで公開された新資料を駆使して、ゾルゲ事件の真相をえぐる20世紀のドキュメント。  →目次へ →書評・読者カードを見る


国際スパイ・ゾルゲの世界戦争と革命

白井久也編著
A5判★4300円
0555-5
(2003・2)

激動の三〇年代を駆け抜けた「怪物」を描いた映画『スパイ・ゾルゲ』(篠田正浩監督)も間もなく封切。今、世界的に注目されている。新資料に基づく日・ロの共同研究。 →目次へ →書評・読者カードを見る


海越えの思想家たち

石塚正英編集
A5判★2500円
0326-9
(1999・5)

海を越え異郷の地に足を踏み入れた人たちは、そこでいかなる自己を発見したのか。岡本太郎、福本和夫、出隆、中江兆民、大杉栄、羽仁五郎、布村一夫、大山郁夫、国分一太郎の異郷体験は、それぞれの自己形成=実存にとっていかなる意味を持ったのか。 →目次へ


二〇世紀の悪党列伝
――社会思想史の窓

石塚正英編集
A5判★2500円
0328-5
(2000・8)

アメリカ大統領ケネディは、「勇気と平和」の象徴か? ケネディをはじめ20世紀を風靡した人物――北一輝、東郷青児、サラザール(イベリアのファシスト)――について、誰も書かなかった実相。異色人物伝を通して何が見えてくるか?
 →目次へ


昌益研究かけある記

●石渡博明
46判★2800円
1431-7
(2003・10)

日本の風土から自発・自生した土着の思想家・安藤昌益を追いかけて30 年。人と思想をめぐる論考、新たに発見された新資料の検証、先行研究への批判と論評、各地で開催されるシンポジウム等の研究動向。


[増補改訂版]語りつぐ田中正造
先駆のエコロジスト 

●田村紀雄・志村章子編
46判★2200円
0499-0
(1998・9)

環境・人権・自治・無戦主義。足尾鉱毒に身を挺してたたかった正造翁はエコロジーの先駆者だ。宮本研、無着成恭、宇井純、由井正臣、西野辰吉、竹内敏晴ほか諸氏が語りおろす、正造への熱い思い。


田中正造をめぐる言論思想
「川俣事件」百周年の思索 

●田村紀雄
46判★2200円
0498-2
(1998・9)

環境・人権・自治・無戦主義。足尾鉱毒に身を挺してたたかった正造翁はエコロジーの先駆者だ。宮本研、無着成恭、宇井純、由井正臣、西野辰吉、竹内敏晴ほか諸氏が語りおろす、正造への熱い思い。


川俣事件
足尾鉱毒をめぐる渡良瀬沿岸誌

●田村紀雄
46判★2300円
1403-1
(2002・2)

足尾鉱毒問題は、日本の民衆が近代化のなかで直面した、最も長いたたかいだった。1900 年に起こった川俣事件から、日露戦争をめぐる政治の策謀を見ることができる。川俣事件100 周年記念出版




■玉川信明セレクション 日本アウトロー烈傳

放浪のダダイスト辻潤
俺は真性唯一者である

●玉川信明
46判★4300円
0561-8
(2005・10)