●吉岡増雄 四六判★3500円 0208-4 (1995・7)
在日外国人と社会保障をめぐる諸問題研究の集大成。健康保険・国民年金・児童手当・生活保護・教育保障などにおける法適用の実態を明らかにする。マイノリティの基本的人権に関する、政府・自治体の行政的現状を鋭く穿つ。
●金英達 四六判★2000円 0206-8 (1987・3)
外国人登録法との関連でクローズアップされた指紋制度。指紋の生物学的機能と社会的応用、日本の指紋制度の歴史、犯罪者管理と指紋登録、外国人管理と指紋登録、指紋の権利構成と利用の原則など、多方面から解明する。
●韓さんの指紋押捺拒否を支える会編 四六判★1650円 0236-X (1990・7)
1980年9月、新宿区役所で韓宗碵さんの「たった一人の反乱」がはじまる。以降、9年にわたる闘いが展開されたが、政府は「天皇恩赦」によって法廷という戦場さえも奪ってしまった……。誰が誰を裁いたのか?
●張錠壽 四六判★2600円 0235-1 (1989・11)
1926年、玄海灘をこえて渡日。メリヤス工場などで働き、労働争議に参加。敗戦後の激動期、朝鮮人連盟に加盟し、朝鮮人学校閉鎖反対闘争などの最前線に立つ……。在日朝鮮人運動史の貴重な証言。
●平林久枝 四六判★2000円 0241-6 (1992・1)
1945年8月2日、東京八王子は空襲で焼けた。そのとき13歳の少女の前にあらわれた白いチマ・チョゴリのオモニと子どもたち……。青春を朝鮮人の妻として生きたある女の自分史。
●高演義 四六判★2400円 0267-X (1998・5)
「歴史の終焉」が叫ばれる中、溶解されゆく「民族」をめぐる言説。ファノンやサイードら、第三世界を問題化した思想家を、在日朝鮮人としての自己と重ね合わせて読み直し、「可能性としての民族」を探る。 →目次へ
●ウリハッキョをつづる会 四六判★1500円 0775-2 (2001・11)
知っているようで知らないところ、朝鮮学校。インターハイでの活躍も注目されるようになったが、いったいどんな学校なんだろう。どうしてそこにあるのか、どんな教科書で学んでいるのか、「思想教育」してるのでは? よく聞かれる「疑問」に、西東京の朝鮮学校に子どもを通わせるオモニたちが答えます。 →目次へ
●金徳龍 A5判★4500円 0785-X (2004・1)
日本の敗戦後、植民地宗主国・日本の地に生きた朝鮮人たちは、同化教育のくびきを脱し、自らの手で子どもたちを教育するための学校を作り出した。寺子屋式の「国語講習所」から始まるその歴史、民族団体とその教育路線との関連、教育制度、教科書編纂事業と教員養成など、豊富な資料・聞き書きをもとに、草創期から戦後四半世紀に渡る、朝鮮学校における民族教育の実態を明らかにした、在日朝鮮人研究者による初の本格的研究。 →目次へ →書評を見る
●会沢勲編著 A5判★2800円 0264-5 (1996・10)
「国際化」以前の問題として、「共生」がある。同じ地域で、外国人とつき合い、交流するところから始まらなければならない。四国学院大学のメンバーによるフィールドワークの成果。
●林歳徳 四六判★2200円 0528-8 (1994・12)
抗日ゲリラだった父親、軍夫として連れて行かれた大虐殺直後の南京、日本への脱走、闇市での生活と新橋・渋谷事件、不当な中国人差別、指紋押捺拒否の闘い……。日本の戦争・戦後責任を問い続けてきた、一人の台湾人の自分史。 →目次へ
●相川俊英 四六判★1800円 0918-6 (1994・12)
バングラディッシュから来た青年ジョニーは町工場で働いている。日曜日、狭い彼のアパートは千客万来だ。しかしある日逮捕され、強制送還されてしまった。雇用主の須藤さんと僕の、ダッカへの旅が始まる。