●労働運動研究者集団編 四六判★1800円 0409-5 (1985・9)
中国文化大革命の挫折、ソ連のアフガン侵攻、中越戦争、ポーランド「連帯」の叛乱。社会主義は混迷と危機に直面している。戸塚秀夫、川上忠雄、喜安朗、石川晃弘、藤本和貴夫他によるシンポジウムの記録。
●川上忠雄・粕谷信次他 四六判★2800円 0442-7 (1987・10)
労働、国家、党……。マルクス主義の基本命題の徹底的な再検討をとおして、マルクスの革命観の歴史的位相を解明し、ポスト近代へ向かう新たな社会観を模索する共同研究の成果。歴史的転換期のなかで、時代を鋭く問う。
●いいだもも 四六判★各1500円 0412-5/0413-3 (1978・3)
こんにちの学問的成果を縦横に駆使し、階級社会史の帰結である近代資本制社会の世界史的意義の再検討を基礎に、現代社会主義の諸問題をラジカルに考察する。それは同時に「唯物史観」のヴィヴィッドな復権の試みである。
●いいだもも 四六判★2300円 0411-7 (1981・3)
既成の「社会主義」が国権型社会主義へと変質していく歴史的・理論的構造をマルクスのコミューン社会の現象・過渡期社会論を素材に原理的に考察し、コミューン社会のガイストを浮かび上がらせる。
●いいだもも編訳 菊判箱入★8500円 0414-1 (1980・9)
1919年コミンテルン結成から解散まで、諸大会、会議で発表された民族・植民地問題に関するテーゼ・決議・報告・演説などを網羅し、今日的視点から刻明な解題を付す。現代の民族問題を考察する際の必須の文献。
●白川真澄 四六判★1800円 0405-2 (1982・2)
支配と抑圧をうち破った革命が、新しい支配とより強大な抑圧を生みだしてしまう。この転倒と逆説をこえる〈解放の思想〉とは何か。ブルジョア近代を克服しようとした現代革命の挫折と変容の主体的根拠をさぐる。
●白川真澄 四六判★2400円 0417-6 (1997・12)
国家による公共性や決定権独占にたいして、地域住民による自己決定権の行使が鋭く対立し、争っている。地域から国家の力を相対化していくための道筋はいかにして可能か。21世紀への助走路で社会変革の構想をさぐる。
●田畑稔・大藪龍介・白川真澄・松田博編著 A5判★2800円 1419-8 (2003・3)
いま世界の各地で新たな社会変革の思想として、アソシエーション主義の多様な潮流が台頭してきた。その歴史的文脈を整理し、構想される社会・経済・政治システムを検証し、アソシエーション革命をめざす今日の実践的課題を探る共同研究の成果。 →目次へ →読者カードを見る
●村上俊介・石塚正英・篠原敏昭編著 A5判★3200円 1436-8 (2004・2)
市場経済のグローバル化は国民国家の制御統制能力を空洞化させつつあり、かつ生産 ・生活領域の国家と資本による支配への反抗が芽えている中で、従来の統合システム は危機に陥っている。この現状突破の構想としてのアソシエーションの可能性を探る。 →目次へ
●降旗節雄 A5判★4500円 0813-9 (1989・6)
廣松渉、吉本隆明、黒田寛一、上田耕一郎、宇野弘蔵、中野正、大内力、日高普、星野中、伊藤誠、飯田経夫などの著作・論文への批判をとおして、「昭和」期マルクス理論の軌跡を描き、方法的再検討を試みる。
●降旗節雄編 四六判★2300円 0830-9 (1995・3)
マルクス理論の現代的再生は可能か。破産したマルクス・レーニン主義のバランスシートを解読する。[主要内容]マルクス・レーニン主義はなぜ破産したか/世界史の必然性は論証できるか/ソ連型社会主義はなぜ崩壊したか/他
●降旗節雄 A5判★4200円 0851-5 (2001・4)
原理論研究から現代資本主義分析に及ぶ、宇野理論の立場に立つ著者の経済学研究の集大成。第1巻は、科学とイデオロギーをめぐる方法的諸見解を切開する。人間の歴史的実践の構造を解明し、既成のマルクス主義哲学への根本的批判を展開する。 →目次へ
●降旗節雄 A5判★4200円 0852-X (2002・10)
マルクスの『資本論』を純粋資本主義を対象とする経済学原理論として再編成して、独自の経済学方法論を確立した宇野弘蔵。宇野理論の形成過程とその構造を解明し、諸学派からの批判に反論する。宇野理論体系はマルクス主義をどう変えたか。 →目次へ
●降旗節雄 A5判★4200円 0853-8 (2003・7)
マルクス主義における帝国主義論の達成と失敗。宇野理論の立場から、レーニン帝国主義論の意義と限界を解明し、マルクス主義経済学によるその解釈を徹底的に批判する。資本主義の世界史的発展段階としての金融資本の構造を明晰に解く。 →目次へ
●降旗節雄 A5判★4200円 0854-6 (2004・4)
60年代における多彩な左翼運動の理論的支柱となったイデオローグたち――黒田寛一、廣松渉、吉本隆明、上田耕一郎、岩田弘、大内力らの理論構造に対する批判的解明。[解題]科学的社会主義は成立しうるか →目次へ
●降旗節雄・伊藤誠共編 A5判★3800円 0843-0 (2000・3)
独自の経済学の方法と理論を構築した宇野弘蔵。宇野生誕100年を記念して、宇野派の第一線の研究者が、宇野理論の再検討と新たな可能性を論究する。ソ連崩壊後、経済のグローバル化の中で再編成されている現代世界を分析する理論的試み。 →目次へ
●伊藤誠 四六判★1800円 0812-0 (1989・5)
欧米マルクス学派と交流を重ねてきた著者が、現代のマルクス経済学の理論的、方法的重要問題を、その歴史的展開の経緯とあわせて、わかりやすい表現で説く。最先端の理論的問題にまで言及。
●鎌倉孝夫 A5判★6500円 0817-1 (1991・1)
J・ヒルシュやN・プーランツァスの国家理論の批判的検討を前提に、市民社会と国家の関係、大衆の統合・管理と教育・情報・文化などイデオロギー的機能などの諸問題を歴史的・理論的に解析する。
●大藪龍介 A5判★3000円 0820-1 (1992・7)
パリ・コミューン型国家論の批判的再検討を基礎として、プロレタリア独裁論、民主主義論を主題として、レーニン理論の再審を試みる。「マルクス主義の自己革命」と、「批判的のりこえ」の試み。
●青木孝平 A5判★3200円 0819-8 (1995・5)
「資本家のいない資本主義」といわれる現在、次の世紀へと生かしうるマルクス所有理論の可能性はどこにあるのか。マルクスのテキストの緻密な再読と、内外の研究成果の到達点をふまえて検討する。
●青木孝平 A5判★4700円 0850-3 (2002・5)
社会思想におけるリベラリズムの世界制覇に対して、M・サンデル、A・マッキンタイアなどによる批判が開始されている。英米圏におけるリベラルとコミュニタリアンの論争を解析し、マルクスの社会哲学の現代的再考を試みる。 →目次へ
●大薮龍介 四六判★2400円 0849-X (2002・3)
近代資本主義世界のラディカルな批判をとおして構想されたマルクス、エンゲルスの革命論を再考察し、トロツキーの永続革命論、ソ連論を歴史的に検証する。希望と挫折、挑戦と破壊を織りなす20世紀社会主義の歴史と現実を思想史的に解明する。 →目次へ →読者カードを見る
●白井朗 A5判★3600円 0272-6 (1999・7)
世界革命をめざすレーニンの眼はなぜヨーロッパにしか向けられなかったのか! ムスリム民族運動を圧殺した革命ロシアを照射し、スターリン主義の起源を解読する。 →目次へ →書評・読者カードを見る
●社会主義理論学会編 A5判★3600円 14114-7 (2001・5)
ソ連崩壊から10年、新たな世紀に向けた社会主義への模索。スターリン主義やその疑似物の再潜入を許さぬ社会主義像の構築をめざす思想と理論。アソシエイション型の社会を構想し、従来の運動論、社会理論を超える新たな体制変革運動をさぐる論集。 →目次へ →会のホームページへ
●村岡到 A5判★3400円 0419-2 (1999・3)
60年安保以来の新左翼運動の体験的検証と既成の社会主義理論の批判的考察をとおして、新たな社会主義像を省察する。歴史・運動・理論の領域にわたる著者の分析は、迷走する現代資本主義を変革し、新たな社会の創造をめざすための貴重な論考である。 →目次へ →書評・読者カードを見る
●村岡到 四六判★2400円 1432-5 (2003・11)
ポスト宮本体制を確立した共産党の最高指導者・不破哲三。党大会での綱領の抜本的改定は不破路線の総仕上げである。少年時代から今日までの歩み、新たに切り拓かれた不破理論の検討、新綱領案の批判的検証をとおして共産党の現状と未来を問う。 →目次へ
●油井喜夫 四六判★1800円 1409-0 (2000・7)
1972年、大量の党員が共産党本部に呼び出され、次々と査問され、処分された。いわゆる「新日和見主義」事件である。自己の体験に基づき、この闇の事件を徹底解明し、共産党の体質の改革を鋭く迫る。『汚名』(毎日新聞社)に続く第二弾。 →目次へ →書評・読者カードを見る
●片桐薫・黒沢惟昭編 四六判★2300円 0309-9 (1993・6)
混迷の現代世界を駆け抜ける思想のプラズマ。未来を照射するグラムシ思想には20世紀の歴史・文化・思想の核心的問題が孕まれている。所収される9編の論考は、日本におけるグラムシ研究の新世紀を切り拓く。
●グラムシ没後60周年記念国際シンポジウム編 A5判★3700円 0386-2 (2000・1)
20世紀イタリアが生んだ知的な巨人アントニオ・グラムシ。社会主義崩壊後の今日、国際的なグラムシ・ブームと呼ばれるほどに、いま脚光を浴びている思想家である。伊、米、独、ロシア、韓国、日本等の研究者による研究。 →目次へ →東京グラムシ会アン・オフィシャル・ホームページへ
●片桐薫・湯川順夫編 A5判★3600円 0317-X (1999・12)
スターリンに暗殺されたトロツキー、ファシストに囚われ病死したグラムシ。1930年代の野蛮にたち向かった二つの知性。その思想と行動を20世紀の歴史と政治思想のなかで捉え直す。世代をこえて交差する鮮やかなシュプールが浮かび上がってくる。 →目次へ →トロツキー研究所のホームページへ →書評・読者カードを見る
●伊藤成彦 A5判★3700円 0371-4 (1998・4)
ポーランドのユダヤ人家庭に生まれ、第一次世界大戦後のドイツ革命を指導。そのさなか、武装反革命集団に虐殺された女性革命家ローザ・ルクセンブルク。その生涯と思想の全体像を描く。
●ローザ・ルクセンブルク東京・国際シンポジウム報告集 A5判★3700円 0353-6 (1994・11)
飢え、抑圧、貧困のない世界、民族が国境で区切られることなく、人々の個性が自由に発揮される世界。パリ・コミューンの娘、ローザがめざした革命と理論の現在的意味を問い直すシンポジウムの記録。
●加藤一夫 四六判★2670円 0335-8 (1991・11)
社会主義の解体とともに浮上する民族問題。国際主義の思想と行動は、結局このアポリアの前に破れ去ってしまうしかないのか。ローザ・ルクセンブルクの民族理論の意義と限界を明らかにする。
●田村雲供・生田あい共編 A5判★3000円 0347-1 (1994・9)
フェミニズムの立場からの、初めてのローザ・ルクセンブルク論集。寺崎あき子、富山妙子、水田珠枝、大沢真理、江原由美子、足立真理子、大越愛子ほか執筆。