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思想 【人と歴史】
小学校教師・国分一太郎はなぜ、免職され〈有罪〉になったのか。娘身売りされた農業危機下の東北の寒村で、子どもたちと真摯に向き合ったひとりの青年教師の〈生〉の記録をとおして読みとく「昭和」前期の教育運動。
【目次】
改訂新版の解題─いま、なぜ国分一太郎か 7
旧版のはしがき 25
プロローグ 国分一太郎像を索めて 27
・ わがふるさとのふところの…… 31
1 自然と生活 31
2 頑固な町に生をうけ 35
3 無欠課無欠席の師範優等生 41
4 ほのかな目ざめ 51
・ 抵抗としての生活綴方運動 57
1 つめえり服の小学校教員 57
2 時世にそむく道をきて──教労事件 76
3 東北大凶作と生活綴方──運動の下地 98
4 北方性教育運動の栄光と悲惨 126
5 一九三六年という年 145
6 転向と抵抗──中野重治と国分一太郎 159
7 方法としての生活綴方 179
8 はるけき道をふりかえり──『教室の記録』事件ほか 195
・ 戦争協力か抵抗か 221
1 南支派遣軍報道部員として 221
2 尾崎秀実『現代支那論』と国分一太郎 228
3 『戦地の子供』をどうみるか 244
4 一九四一年という年──『外国権益』ほか 262
・ 生活綴方事件と国分一太郎 285
1 警察の留置場で…… 285
2 『小学教師たちの有罪』の検討・──「過剰転向」 300
3 『小学教師たちの有罪』の検討・──「空中楼閣」 315
4 なお故郷は恋しとや 334
エピローグ 戦後への出発 345
国分一太郎略年譜 361
改訂新版のあとがき 368
人名索引 巻末
津田道夫
1929年、埼玉県に生まれる
東京教育大学史学科卒業
著書:『国家と革命の理論』青木書店、1961年(増補版、論創社、1979年)
『国家論の復権』盛田書店、1967年(増補版、福村書店、1972年)
『日本ナショナリズム論』盛田書店、1968年(増補版、福村書店、1972年)
『ヘーゲルとマルクス』季節社、1970年
『認識と教育』三一書房、1979年
『実践的認識論への道』論創社、1984年
『イメージと意志』社会評論社、1989年
『弁証法の復権』社会評論社、2000年
『国家と意志 意志論から読む『法の哲学』と『資本論』』績文堂、2006年
『君は日本国憲法を知っているか』績文堂、2009年
他に思想史論、障害者教育論など著書多数






