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社会評論社 出版図書目録
2010年版
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トップ > 図書目録 > 思想 【人と歴史】 > 書籍詳細 : 西郷隆盛と〈東アジアの共生〉
思想 【人と歴史】
西郷隆盛=「征韓論」者という虚像
東アジア三国同盟を目指した西郷隆盛の望みは、伊藤博文を暗殺した安重根の「東洋平和論」にもつながる。
西郷のアジア観をつくりだした薩摩と朝鮮の交流史を掘り起こし、「韓国併合」とは別にありえた歴史の可能性を、一人のコリアンとして検証する。
【目次】
序 章…「征韓論の変」
第一章…日朝国交交渉の推移
一 明治新政府の誤った外交アプローチ
二 既得権益の確保を目指す対馬藩
三 時流に乗り遅れた朝鮮の攘夷
四 「征韓論」を点火した歴史的文書
第二章…西郷隆盛が受け継いだ「共生」のDNA
一 南九州・鹿児島に残る朝鮮半島文化
二 島津氏・薩摩藩と朝鮮の交流
三 西郷が出会った朝鮮人
第三章…「勝者」が綴った歴史
一 両傑は「竹馬の友」
二 一五日の閣議欠席
三 三条の「発病」
四 近代化への適応
五 西郷使節の成否
高大勝
1953年、静岡県に生まれる。
1975年、朝鮮大学校(東京・小平市)外国語学部卒業。
著書に『伊藤博文と朝鮮』(社会評論社、2001年)、共著に舘野皙編著『韓国・朝鮮と向き合った36人の日本人』(明石書店、2002年、伊藤博文の項を執筆)、同編著『36人の日本人 韓国・朝鮮へのまなざし』(同、2005年、山県有朋、石川啄木の項を執筆)がある。
[西日本新聞 2010/11/7]
著者は、西郷隆盛を「東アジア三国同盟を目指した」と捉え、その道は安重根の「東洋平和論」に沿う道でもあり(まえがき)、また現代の「東アジア共同体」構想に通じていると捉える。
[北海道新聞 2010/10/10]
本書はそのような地元の英雄贔屓の本ではなく、「西郷を三代悪人(豊臣秀吉、伊藤博文と共に)の1人として捉えているコリアンの評価を改める一助 となれば幸い」(あとがき)とある。






