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思想 【人と歴史】

奥浩平 青春の墓標

奥浩平 青春の墓標

レッド・アーカイヴズ01

レッド・アーカイヴズ刊行会

価格: 2300円+税
発行日: 2015年7月4日
版型: 四六判並製
ページ数: 416頁
ISBNコード: ISBN978-4-7845-9220-3
Cコード: C0030

詳細内容

21歳と6カ月の熾烈な人生を自ら断った奥浩平。
悲恋の物語と読むか、愛を革命運動の中で成就しようとした苦闘と読むか。
第1部は文藝春秋版の復刻。第2部は同時代人座談会、論評などを増補。
『二〇歳の原点』を残した高野悦子は奥浩平のように生きようとした。
劇作家つかこうへいは自らのペンネームの由来は「奥浩平」と明かした。
語り継がれた青春の記録、60年代の清冽な精神が日本の今に挑戦する。


『奥浩平 青春の墓標』刊行にあたって1965年10月、文藝春秋より奥浩平著『青春の墓標 ある学生活動家の愛と死』が刊行される。著者の奧浩平は、1963年、横浜市立大学に入学。60年安保闘争後、四分五裂状況にあった学生運動の戦闘的再建にむけて献身的に活動。
1965年2月の椎名外相訪韓阻止羽田闘争で、機動隊の警棒で負傷。
退院の10日目、21歳と6ヶ月の熾烈な短い生を自ら断つ。ピンクの一輪のカーネーションが手に握られたていた。
遺書はなかったが、生前に書き記したノートと書簡をもとに、兄・奥紳平氏によって文藝春秋版は刊行される。同書は、当時の若者たちに感動的な反響を呼びベストセラーになる。また、つかこうへい、高野悦子、穂坂久仁雄、高木茂、中野翠、滝沢克己らさまざまな人びとによって、今日まで同書は論じられ、語りつがれた青春の記録である。
 
*レッド・アーカイヴズの続刊は、奥浩平とその時代を共に生き、奥浩平没後の五〇年間をカバーした3人の筆者による長い物語。それぞれまっすぐな感性と政治的緊張感にあふれた作品です。

【目次】

■第1部
『青春の墓標』ある学生活動家の愛と死
奥浩平著【文藝春秋一九六五年刊】
まえがきにかえて 奥 紳平
第一章 高校時代
第二章 浪人時代
第三章 大学時代(1) マル学同加盟
第四章 大学時代(2) 七・二事件
第五章 大学時代(3) 原潜寄港反対闘争
第六章 大学時代(4) 終節
あとがき 奥 紳平

■第2部
奥浩平を読む
『奥浩平 青春の墓標』刊行にあたって レッド・アーカイヴズ刊行会
1 同時代人座談会「奥浩平の今」
[出席者] 川口顕、遠藤英也、飯野保男、軍司敏、斉藤政明
(1) 奥浩平との接点 (2) 今、奥浩平を読むということ
2 幻想の奥浩平  川口顕
3 『青春の墓標』をめぐるアンソロジー
(1) 『飛龍伝』文庫版あとがき  つかこうへい著
(2) 『二十歳の原点』『二十歳の原点序章』『二十歳の原点ノート』  高野悦子著
(3) 『明日への葬列』高橋和巳編 3奥浩平  穂坂久仁雄著
(4) 『青春再訪』 1 奥浩平『青春の墓標』  高木茂著 
(5) 『あやしい本棚』 2もういちど読みたい  中野翠著
(6) 奥浩平『青春の墓標』をめぐって  滝沢克己著(同書全文)


関連年表ならびに全学連運動と主な党派の系統略図


あとがき

著者略歴

レッド・アーカイヴズ刊行会

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