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思想 【哲学・社会学・思想史】

ロシア・マルクス主義と自由

ロシア・マルクス主義と自由

廣松哲学と主権の現象学Ⅱ

渋谷要

価格: 2000円+税
発行日: 2007年8月
版型: 四六判
ページ数:
ISBNコード: ISBN978-4-7845-0876-1
Cコード: C0093
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詳細内容

『構成的権力』のネグリに学びつつ、エコロジズムと廣松社会哲学、マルクス経済学、現代物理学の諸成果を論述の手段として、近代資本主義国家を超えようとしたロシア・マルクス主義の破産を思想史的に再審。(2007・8)

【目次】

  はじめに─ロシア革命九〇周年にあたって─

0●─ネグリの創造性と革命ロシア問題
   「構成的権力」概念とマルチチュードの意味について
   【1】マルチチュードと近代国民国家
   【2】レーニンとソビエト


1●─スターリン主義の生産力概念と人間生態系の思想
   【注解A】唯物史観と生態史観の問題
   【注解B】「ソビエト制度の利点」と官僚制利用論の無理

2●─革命ロシアのアルケオロジー
   官僚制計画経済の破産
  【1】官僚制国家の形成
  【2】スターリン的計画モデル
  【3】ソ連論のアルケオロジー
  【注解】映画『大地と自由』と現代

3●─法則実在論と前衛の独言─一党独裁論のルーツとアポリア

4●─共同体論とスターリン主義─単線的発展史観とアジア的問題

5●─民族問題とスターリン主義─実体主義的な民族概念への批判

6●─廣松哲学とエンゲルス主義─ヘーゲルの神学的決定論とエンゲル スの法則実在論

7●─レーニンの「絶対的真理」論とその教条化─「物質の神学」とし てのスターリニズム哲学

著者略歴

渋谷要
1955年京都生まれ。政治思想研究。
「季刊クライシス」編集委員(1984~1990年終刊)。季刊「理論戦線」、「理戦」の編集などにかかわる(1990年以降、2001年まで)。その間、駿台予備学校論文科採点講師(1991~1994年)。
新左翼系運動での理論活動を展開してきた。
著書に『ロシア・マルクス主義と自由─廣松哲学と主権の現象学 I 』(社会評論社 2007年)、『国家とマルチチュード─廣松哲学と主権の現象学 II 』(同、2006年)、『前衛の蹉跌』(2000年、実践社、絶版)、『ブントの新改憲論』(大崎洋筆名、1993年、戦旗社)等がある。

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