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思想 【哲学・社会学・思想史】

『資本論』のシンメトリー

『資本論』のシンメトリー

内田弘

価格: 4500円+税
発行日: 2015年9月25日
版型: A5判上製
ページ数: 410頁
ISBNコード: ISBN978-4-7845-1498-4
Cコード: C0030

詳細内容

謎解き『資本論』───

わたしたちは、地球が太陽の周囲を楕円運動しているという地動説を知っている。しかし感覚では太陽が東から昇り西に沈むように見えるから、ふだんは天動説のように感じ生活している。その生活の場である資本主義で、わたしたちはものごとを天動説のような感覚で見ていないだろうか。その感覚を超えて、資本主義に関する地動説のような科学的知識にどうしたら到達できるだろうか。天動説の順序「地球→月→太陽」を地動説の順序「太陽→月→地球」へ、[太陽]を軸に旋回すると、

(虚偽)地球



[太陽]



地球(真理)

という「シンメトリー」に成る。資本主義もそれをみる観点を、シンメトリーを成すように旋回すると、真の姿を現わす。これこそ、マルクスが『資本論』で明らかにしたことである。本書は、この知られざる『資本論』を明らかにする《謎解き『資本論』》である。

【目次】

序 章 『資本論』の編成原理とは何か 経済学批判の天文学史的背景
第I章 価値形態論・商品物神性論・交換過程論 『資本論』の編成原理
第II章 貨幣または商品流通
第III章 貨幣の資本への転化
第IV章 労働過程と価値増殖過程
第V章 絶対的剰余価値
第VI章 相対的剰余価値・絶対的相対的剰余価値・資本蓄積
終 章 『資本論』のパラドックスのシンメトリー

著者略歴

内田弘
専修大学名誉教授。著書に、『資本論と現代』(三一書房)『経済学批判要綱の研究』(新評論)『中期マルクスの経済学批判』(有斐閣)『三木清~個性者の構想力』(御茶の水書房)『啄木と秋謹』(社会評論社)など多数ある。

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