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図書目録

思想 【ポスト・マルクス主義】

貨幣理論の現代的課題

貨幣理論の現代的課題

国際通貨の現状と展望

奥山忠信

価格: 2800円+税
発行日: 2013/8/9
版型: A5判上製
ページ数: 232頁
ISBNコード: ISBN978-4-7845-1821-0
Cコード: C0030

詳細内容

人間が創り出した貨幣を人間が制御できずにいる今日のグローバル金融危機の現状を、貨幣理論の原理的歴史的考察を通して、ラジカルに解明する。

【目次】

目 次
序 章 7
第1章 貨幣の価値 18
第1節 価値表現と貨幣 18
第2節 金貨幣 24
第3節 金貨幣の価値尺度 27
第4節 不換紙幣の価値尺度 31
第2章 貨幣の変容 34
第1節 貨幣と社会 34
第2節 貨幣としての金 37
第3節 富としての貨幣 41
第4節 信用貨幣 44
第5節 政府紙幣 50
第6節 電子マネー 54
第3章 貨幣数量説 58
第1節 貨幣数量説の形成 58
第2節 貨幣数量説の基本的な考え方 61
第3節 流通速度の定義に関わる問題 63
第4節 交換方程式における貨幣と商品 65
第5節 フィッシャーの交換方程式とケンブリッジ方程式 68
第6節 貨幣数量説の因果関係 70
第7節 貨幣数量説の批判 73
第4章 貨幣の管理 76
第1節 貴金属貨幣の管理 76
第2節 政策としての貨幣数量説 84
第3節 必要流通手段量説 92
第5章 外生説と内生説 97
第1節 貨幣数量説の復権 97
第2節 カルドアの批判 106
第6章 世界貨幣と基軸通貨 114
第1節 世界貨幣としての金 114
第2節 ブレトンウッズ 119
第3節 IMF体制 122
第4節 シニョレッジ 124
第5節 ニクソン・ショック後の基軸通貨 126
第7章 変動為替相場制 129
第1節 わが国にとっての変動相場制 129
第2節 フリードマンの変動相場制論 132
第3節 変動相場制の移行 136
第4節 変動相場制の諸問題 137
第8章 最適通貨圏とユーロ 142
第1節 ecuからEUROへ 142
第2節 単一通貨の誕生 143
第3節 危機の中のユーロ 145
第4節 マンデルの最適通貨圏論 147
第9章 アジア通貨危機 154
第1節 ユーロと東アジア 154
第2節 アジアの奇跡の成長と通貨危機 158
第3節 アジア通貨危機後のアジア 163
第4節 アジア通貨危機の教訓再考 166
第10章 国際通貨の展望 170
第1節 国際通貨システムの改革 170
第2節 金本位制崩壊の教訓 172
第3節 バンコール 173
第4節 SDR 179
第5節 金本位制論の現状 181
第6節 アメリカ議会金委員会 184
第7節 マンデルの金本位制論 190
第8節 金本位制復活論の意味 195
結 語 197
Appendix:The Prospect of an Asian Common Currency 204
1. Introduction 204
2. Currency Crisis in Asia and Foreign Exchange Rate System 206
3. Rethinking of Nixon Shock, 1971 207
4. Methodology of the Theory of Commodity 208
5. Value of Money from the Standpoint of Value-Form Theory 210
6. Measurement of Value 212
7. Conclusion . Gold as Money for East Asia 214
参考文献 216
人名索引 230
あとがき 231

著者略歴

奥山忠信
1950年生まれ。東北大学経済学部卒業。東北大学大学院博士課程前期課程修了。同後期課程単位取得。経済学博士。埼玉大学経済学部教授、上武大学学長を経て、現在、埼玉学園大学経済経営学部教授。
著書『貨幣理論の形成と展開-価値形態論の理論史的考察』(社会評論社、1990年)、『富としての貨幣』(名著出版、2000年)、『金の魅力 金の魔力』(共著者:高橋靖夫、社会評論社2002年)、『ジェームズ・ステュアートの貨幣論草稿』(社会評論社、2006年)、『ジェームズ・ステュアート「経済学原理」草稿―第3編貨幣と信用―』(共著者:古谷豊、御茶の水書房、2007年)、『現代社会における組織と企業行動』(共編者:張英莉、社会評論社、2012年)など。

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