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図書目録

カルチャー 【文芸批評】

ノアの箱船と伝書鳩

ノアの箱船と伝書鳩

紀元前2348-47

吉田和明

価格: 2000円+税
発行日: 2009年8月24日
版型: 四六判並製
ページ数: 280頁
ISBNコード: ISBN978-4-7845-0906-5
Cコード: C0030
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詳細内容

「鳩学」博士が世に問う第2弾!! 紀元前2348年の大洪水。アララト山に漂着したノアの箱船に、鳩はどこからオリーブの葉をくわえてきたのか。伝書鳩伝説の謎を解く。

【目次】

第一章 すべては聖書「創世記」から始まった……………………7

 なぜ鳩が「平和のシンボル」とされたのか 8
 鳩がオリーブの若葉をくわえてきたのは…… 15
 日本では鳩は「武神の使い」だった 24
「平和記念」切手のおかしなデザイン 40


第二章 大洪水の起きた年は紀元前二三四八年だ……………………51

 聖書に出てくる鳩 52
「天地創造」は紀元前四〇〇四年十二月のことである 69
 ノアは鳩の帰巣本能について理解していた 89
 箱船にはどれだけの動物が乗ったのか 102


第三章 鳩はどこからオリーブの葉をくわえてきたのか……………………127

 鳩は洋上を飛ぶことを嫌う 128
 大洪水以前にノアたちの住んでいた場所 144
 聖書「創世記」に先行する伝承と文献 160
 聖書「創世記」に混在するJ文書とP文書 180


第四章 ノアの箱船はなぜ人々の心をとらえるのか……………………195

 鳩の帰巣を可能とするメカニズム 196
 大洪水はなぜ起きたのか 215
 神が鳩を使って示されようとしたこととは…… 233
 アララト山にノアの箱船を探す 254

あとがき……………………271

著者略歴

吉田和明
評論家・コラムニスト
千葉県館山市生まれ。法政大学経済学部卒業。東京工業大学社会理工学研究科博士課程修了。80年代に総合評論誌『テーゼ』を創刊、主宰。大学やカルチャーセンターの講師を務める。現在、日本ジャーナリスト専門学校講師。

[主要著書]
フォー・ビギナーズ『吉本隆明』1985 現代書館
フォー・ビギナーズ『三島由起夫』1985 現代書館
『吉本隆明論』1986 パロル舎
フォー・ビギナーズ『柳田国男』1986 現代書館
フォー・ビギナーズ『太宰治』1987 現代書館
フォー・ビギナーズ『芥川龍之介』1989 現代書館
『続・吉本隆明論』1991 パロル舎
フォー・ビギナーズ『宮沢賢治』1992 現代書館
『あしたのジョー論』1992 風塵社
『太宰治というフィクション』1993 パロル舎
『文学の滅び方』2002 現代書館
『三億円事件と伝書鳩/1968-69』2006 社会評論社
『太宰治はミステリアス』2007 社会評論社
 他、新田準と共同監修したPP叢書『食楽』『猫愛』『嫌戦』『史語』『女詞』(凱風社)などがある。

書評

[出版ニュース 2009/11月中旬号 2009/11/15]

聖書「創世記」には、紀元前2348年の大洪水でアララト山に漂着したノアの箱船から放たれた鳩がオリーブの葉をくわえてもどり、水が引き始めたことを知らせたとあるが、この鳩はいったいどこからオリーブの葉をくわえてきたのだろうか。本書は、この「創世記」最大の謎を、鳩にかんする科学的知識をもって解き明かそうとする。

[朝日新聞千葉版 2009/10/4]

文芸評論家が飼育経験をふまえ、箱船伝説成立の謎や今なお鳩が人をひきつけてやまない理由を検証するテキストクリティーク。

[神奈川新聞 2009/10/4]

神が起こした大洪水から逃れ、動物たちと箱船に乗り込んだノアは、ハトを放って周囲の状況を探る。著者は、ハトの習性などを詳細に検討しながら、飛行ルートを大胆に推理していく。

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