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カルチャー 【文芸批評】
島崎藤村が『夜明け前』を連載し始めた1929年。1870年前後の燦然と輝く歴史を描くことによって、戦争とファシズムの跫音が聞こえてきた1930年代の時代状況につるはしを打ち込んだ孤絶の藤村の姿を描く。(2004・8)
【目次】
プロローグ
I 篤胤の宇宙
第1章 野垂れ死にできる思想
第2章 篤胤を盾として
II 幕末の輝き
第3章 歴史を透視する眼
第4章 師たる存在の重み
III 草莽たちへのレクイエム
第5章 虐殺された志
第6章 相良総三への共鳴和音
IV 藤村とパリ・コミューン
第7章 藤村のブラックホール
第8章 ゾラとモーパッサン
第9章 詩人ペギーに見た父の像
第10章 母なるパリ・コミューン
梅本浩志
1936年、滋賀県大津市生まれ。1961年、京都大学文学部仏文科卒業。
同年、時事通信社入社、記者・編集委員をつとめ、96年退社。現在フリーライター。主な著訳書:『寡占支配』時事通信社(共著・1975)、マリオ・ヴェルドーネ『ロッセリーニ』 三一書房、(共訳・1976)、『ベオグラードの夏』社会評論社(1979)、『グダンスクの18日』合同出版(1981)、『ミッテラン戦略』合同出版(1981)、ポーランド「連帯」労組等『「連帯」か党か』新地書房(共訳・1983)、『時代の狩人』朝日出版社(1984)、『企業内クーデタ』社会評論社(1984)、『ヨーロッパの希望と野蛮』社会評論社(1985)、『三越物語』TBSブリタニカ(1988)、『バカンス裁判』三一書房(1989)、ヤン・チェハノフスキ『ワルシャワ蜂起1944』筑摩書房(1989)、『ワルシャワ蜂起』社会評論社(共著・1991)、『わが心の時事通信闘争史』社会評論社(1996)、『国家テロリズムと武装抵抗』社会評論社(1998)、『ユーゴ動乱1999』社会評論社(1999)、『チャタレイ革命』社会評論社(2000)、『島崎こま子の「夜明け前」』社会評論社(2003)。





