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図書目録

カルチャー 【演劇】

つかこうへいの世界

つかこうへいの世界

消された〈知〉

日本近代演劇史研究会(編)

価格: 3000円+税
発行日: 2019年2月8日
版型: 四六判並製
ページ数: 436頁
ISBNコード: ISBN978-4-7845-1142-6
Cコード: C0030

詳細内容

1970年代にはじまった〈演劇革命〉の時代状況の中で、つかこうへいは登場した。62歳の若さで逝去したこの劇作家の戯曲・舞台・小説は、わたしたちに何を手渡そうとしたのか。14人の著者がそれぞれの視座から、新しい演劇状況を生み出した稀有な劇作家の世界をひもとく現代演劇史研究の集大成。

【目次】

序 論  消された〈知〉──既存概念への叛逆 井上理惠
 第Ⅰ部 戦争・革命へ向ける〈或る悪意〉
第1章  「演技人間」の登場──「郵便屋さん、ちょっと」から「戦争で死なかったお父さんのために」へ 今井克佳
第2章  〈カーニバル〉としての全共闘闘争──『飛龍伝 神林美智子の生涯』と〈天皇制〉 関谷由美子
 第Ⅱ部 〈もどき〉としての作品たち  
第3章  つか版「父帰る」の問題性──「出発」論 林 廣親
第4章  演出家のある視点──「出発」の作劇術 菊川徳之助
第5章  戦略家つかの“「講談」語り”で囲ったゴドー版──『松ヶ浦 ゴドー戒』 斎藤偕子
第6章  第二世代の〈生きのび方〉──「巷談松ヶ浦ゴドー戒」におけるパロディと大衆性 久保陽子
第7章  『熱海殺人事件』という事件──分をわきまえる身体から溢れる真情 阿部由香子
第8章  「定本 熱海殺人事件」論──きめる…虚構の演劇 内田秀樹
第9章  シナリオ「つか版・忠臣蔵」──「滅私」型の自己表出 伊藤真紀
 第Ⅲ部 〈つか版〉青春──二人の男と一人の女
第10章  『ストリッパー物語』の七〇年代──つかこうへいドラマの転換点 星野 高
第11章 〝内面の言葉〟が生み出したドラマ──小説「蒲田行進曲」 鈴木 彩
第12章 インテリ映画青年ヤスの〈階段落ち〉──自立の物語としての『蒲田行進曲』 宮本啓子
第13章 ドラマトウルギーを超えた物語を求めて──「リング・リング・リング 女子プロ純情物語」 中野正昭

著者略歴

日本近代演劇史研究会

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