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カルチャー 【小説・エッセイ】
彼らはあるとき「伝書鳩レースによる錬金術」を思いつく。同時期、東京府中で「三億円事件」が発生。同世代の著者はその錬金術の謎を追い、「三億円事件」の真相に迫っていく。(2006・12)
【目次】
第一章 三億円事件と学生運動
1 名乗り出た三億円事件真犯人
2 「3億円事件『白バイの男』衝撃告白!」連載の衝撃
3 事件後一年間、犯人は稚内に潜伏していた
4 〈三億円事件〉という二つの物語
第二章 伝書鳩による錬金術
1 「レースで優勝した鳩は、高い値段で売れますからね」
2 年率百パーセント以上の利回り
3 三越デパートでも売っていた伝書鳩
4 伝書鳩を飼って億万長者になる法
第三章 一大詐欺レースのトリック
1 一八〇〇粁翔破鳩「鹿児島号」購入者の煩悶
2 はずされていた日鳩の脚環
3 ある不思議な小説仕立ての読み物
4 真犯人の告白のなかにある嘘
第四章 1968―69という不思議な時代
1 「アメリカへ行って日本との貿易でもやろう」
2 捜査圏内から逃れるために
3 三億円事件の共犯者に仕立てられた鳩友
4 七〇年を目の前にして
あとがきにかえて
吉田和明
評論家・コラムニスト
千葉県館山市生まれ。法政大学経済学部卒業。東京工業大学社会理工学研究科博士課程修了。80年代に総合評論誌『テーゼ』を創刊、主宰。大学やカルチャーセンターの講師を務める。現在、日本ジャーナリスト専門学校講師。
[主要著書]
フォー・ビギナーズ『吉本隆明』1985 現代書館
フォー・ビギナーズ『三島由起夫』1985 現代書館
『吉本隆明論』1986 パロル舎
フォー・ビギナーズ『柳田国男』1986 現代書館
フォー・ビギナーズ『太宰治』1987 現代書館
フォー・ビギナーズ『芥川龍之介』1989 現代書館
『続・吉本隆明論』1991 パロル舎
フォー・ビギナーズ『宮沢賢治』1992 現代書館
『あしたのジョー論』1992 風塵社
『太宰治というフィクション』1993 パロル舎
『文学の滅び方』2002 現代書館





