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図書目録

教育・子ども 【教育評論】

田辺敬子の仕事教育の主役は子どもたち

田辺敬子の仕事教育の主役は子どもたち

イタリアの教育研究から見えたもの

田辺敬子 / 青栁啓子(編) / 田辺厚子(編)

価格: 2400円+税
発行日: 2014年5月2日
版型: 四六判上製
ページ数: 304頁
ISBNコード: ISBN978-4-7845-1722-0
Cコード: C0030

詳細内容

子どもたちから学ぶローディの授業に参加して、協同と自由の価値の実現をめざすその教育運動の実践と思想を学び、自己の教育理論を形成した。教育の国家による統制が進行している今日の日本において、「田辺敬子の仕事」は、この閉塞した時代の明日を切り開く道標となるであろう。

【目次】

田辺敬子の仕事 教育の主役は子どもたち*目次

 はじめに 青栁 啓子 3


第Ⅰ部 田辺敬子を偲んで

詩「でも、一〇〇はある」 ローリス・マラグッツィ 10

『子どもたちの一〇〇の言葉』から見た  レッジョ・エミリアの幼児教育について 辻 昌宏 14

イタリア教育研究者の立場から見た田辺敬子の業績について 早田 由美子 20

ケイコとの想い出 マリオ・ローディ 28

マリオ・ローディ『わたしたちの小さな世界の問題』の衝撃――反ランキングの思想と演劇教育的な展開 福田 三津夫 33

田辺敬子氏とA&B 出田 恵子 43

田辺先生の思い出と教え 佐藤 朝代 50

ジェンダーに関する田辺敬子の業績について――田辺先生との不思議なご縁 牛島 光恵 58

田辺先生が示した道 青栁 啓子 66


第Ⅱ部 田辺敬子論文集

1―レッジョ・エミリアの保育

子どもの楽園を見つけた――レッジョ・エミリア市の幼児教育 78

レッジョ・エミリア市の保育――レッジョ セミナーに参加して 93

2―ローディの方法

マリオ・ローディの一日――その教育実践の神秘 132
サルデーニャヘの旅――MCEの教師たちを訪ねて 161

3―人権と教育

ドン・ミラーニの業績と社会背景――『イタリアの学校変革論』訳者解説 186

イタリアの人権教育 215

4―教育と政治

イタリア労働者の学習権と文化の民主的管理 232

イタリア初等教育教科書と対抗文化運動 257

イタリアの教育と教育学研究――インテグレーションの現在 281

 あとがき 田辺 厚子 295

 田辺敬子 年譜 303

著者略歴

田辺敬子
1939年1月22日 鹿児島市に田辺健吉、芳江の次女として生まれる。
鹿児島大学附属小学校、鹿児島純心女子学園中学校卒業。
雙葉学園高等学校卒業。
東京外国語大学イタリア語学科卒業。
1966年 東京都立大学大学院修士課程(イタリア教育史)修了。
1966―68年 イタリア政府留学生としてローマ大学留学。
1974年 フィレンツェ大学を拠点に研究中、マリオ・ローディ氏と出会い、授業を見学。その後、氏と親交が続く。
イタリア各地の教育研究者や教師や子ども、親たちと交流。レッジョ・エミリア市の乳幼児施設には70年代から度々訪問。
1985―86年 トリノ大学で文部省在外研究員として研究。
1988年 『わたしたちの小さな世界の問題』(マリオ・ローディ著 晶文社)翻訳出版。
1990年 イタリア、レッジョ・エミリア市より、乳幼児教育施設創立20周年記念国際会議に招聘され「日本の教育の歴史と現状」報告。
1991年~ 埼玉工業大学にてオープンカレッジ講座主宰。連続講座で地域の親たちと子育て、教育、環境、福祉など家族をめぐる諸問題を学習討議して、毎年〈受講者レポート〉を編集刊行。同大学総合文化センター教授。
2001年 『子どもたちの100の言葉』(レッジョ・チルドレン 学習研究社)共訳出版
2007年まで山村学園短期大学保育科教授。
イタリア幼児教育について、各地で講演、研究発表を行う。
2008年 『子ども、空間、関係性―幼児期のための環境のメタプロジェクト』(レッジョ・チルドレン 学習研究社)翻訳出版
2010年 山梨県にて幼児教育について、2度の講演。
2011年5月17日 逝去。聖イグナチオ教会クリプタに永眠。
2012年11月『子どもたちの100の言葉 レッジョ・エミリアの幼児教育実践記録』(レッジョ・チルドレン 日東書院)共訳 増補改訂版復刊

青栁啓子

田辺厚子

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