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現代社会論 【権力・人権】

さらば! 共謀罪

さらば! 共謀罪

心に手錠はかけられない

足立昌勝

価格: 1800円+税
発行日: 2010年6月11日
版型: 四六判並製
ページ数: 256頁
ISBNコード: ISBN978-4-7845-1477-9
Cコード: C0030
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詳細内容

共謀罪法案はこうしてつぶされた。生きる自由・闘う自由を圧殺する現代の治安維持法。多様な人びとの共謀のネットワークで、超監視社会・警察国家への道は、阻まれた。本書はその十年に及ぶ記録。

【目次】

まえがき
 共謀罪攻防の流れ


第1部 共謀罪をつぶさなければならない理由

共謀罪法案粉砕の歴史的意義      足立 昌勝 14
共謀罪を永久に葬り去ろう      石橋 新一 58
   □共謀罪の新設に反対する刑法学者声明(05年6月) □国際的組織犯罪条約と共謀罪の制定に反対する法務省への申し入れ(01年4月) □盗聴法改悪への道開くサイバー犯罪条約反対声明(04年3月)


第2部 このようにつぶしてきた共謀罪(2000~2010年)

1 我、かく闘えり
・みんなで共謀しよう! 創意に満ちた闘い      藤田 五郎 104
・日弁連人権擁護大会を追っかけ 全国へ      鈴木 卓 110
・共謀罪反対活動の軌跡      山脇晢子 111
・弁護士として共謀罪反対運動に関わって      山下 幸夫 117
・三浦和義さんの獄死と共謀罪      山際 永三 122
・加速するグローバルな取り締まり      寺中 誠 124
・特報部の幸せな体験      田原 牧 126

2 治安管理に抗して
・祝 共謀罪廃案、心はともに      ZAKI 130
・表現活動と共謀罪は相容れない      西村 仁美 132
・環境NGOとして共謀罪反対      星川 淳 135
・「現代の治安維持法」と「現代の赤紙」を撃つ      武内 更一 137
・反戦ビラ入れ弾圧へもさらに厳しい目を      大洞 俊之 139
・教育基本法改悪反対闘争とのジョイント      見城 赳樹 141
・16年もの予防拘禁と共謀罪      板垣 宏 143
・改悪入管法と共謀罪は相似形      平野 良子 145
・風はかわったでしょうか      岡田 靖雄 147
・「休火山」となった共謀罪      土屋 翼 150

3 21世紀初めの10年 南から北から
・信念、岩をも通す      筒井 修 152
・まだまだ課題は残ります      永井みゆき 153
・さらに団結権確保の闘いを      川口 浩一 155
・組合への刑事弾圧を跳ね返す闘いとともに      全日建運輸連帯労組関西地区生コン支部 156
・迫力! 国会前の闘いに初めて参加      石田 康博 158
・破防法闘争以来15年の闘い      「つぶせ!破防法・共謀罪」静岡県連絡会 160
・労働運動は共謀こそがいのち      佐々木通武 161
・暴処法粉砕の闘いと一体となって      滝口 誠 163
・刑事弾圧と解雇撤回を闘いながら      中野 七郎 165


第3部 国会見聞記

1 廃案を祝う弁護士と市民の集い 国会議員メッセージ
・徹底抗戦・徹底論議でもぎ取った廃案      民主党 平岡 秀夫  169
・二度と上程させないために問われること      民主党 松野 信夫  171
・「現代の治安維持法」と喝破、光明が見えた      民主党 辻  惠  173
・市民の思想・良心を守り抜くために      社民党 福島みずほ 175
   □超党派国会議員による院内集会呼びかけ(05年7月)

2 衆院法務委員会傍聴記&法案関連資料
  審議で露呈した共謀罪の危険性      佐藤陽治 179
   法案関連資料 □刑法等の一部を改正する法律案概要 □国連組織犯罪条約(第5条 第34条) □サイバー犯罪条約(20条 21条) □共謀罪政府原案&与党・民主党修正案 □審議再開の前提となる要求 民主党 平岡秀夫(06年12月) □中井国家公安委員長と警察庁の「ダーティーな捜査手法」導入を許さない(09年10月) □自民党「条約刑法検討に関する小委員会」における検討結果(案)(07年2月)


第4部 共謀罪を取りまく情勢は変わったか

共謀罪を取りまく情勢はどのようなものだったか      永嶋 靖久 202
 補 世界の治安立法の動向
治安立法関連資料       250
□日本の治安法・治安政策の動向
□年表 共謀罪闘争

著者略歴

足立昌勝
1943年東京都生まれ。中央大学卒業後、静岡大学を経て、現在、関東学院大学法学部教授。主著として、『近代刑法の実像』『国家刑罰権力と近代刑法の原点』『警察監視国家と市民生活』(いずれも、白順社)、『Q&A心神喪失者等処遇法案―精神医療と刑事司法の危機を招く―』(現代人文社)。監修に、『共謀罪と治安管理社会』(社会評論社)。

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