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現代社会論 【政治・経済】
日本の産業構造でトップの位置を占めている自動車・同部品産業。国内各地とアジア的規模での自動車産業集積の実態、そして部品メーカーとの関連性の検討を相互比較の中で総体的に扱う共同研究。(2007・4)
【目次】
序章 地域振興における自動車・同部品産業の役割と課題 小林英夫・9
はじめに……9
地域振興における自動車・同部品産業の役割……10
1 日本経済を支える基幹産業/10
2 自動車・部品産業の特徴と課題/13
3 自動車生産台数/18
4 地域企業振興政策の展開/26
5 グローバル化と業界再編の動き/27
本書の構成……29
第1章 東北地区自動車・部品産業の集積と
地域振興の課題 小林英夫・33
はじめに……33
1 東北地域における自動車産業集積の現状と課題……33
1 関東自動車工業岩手工場の動向/33
2 産業集積の現状/35
3 東北地域が抱える問題点/42
2 東北産業集積に向けた地域行政の動き……44
1 「とうほく自動車産業集積連携会議」の発足/44
2 東北各県の取り組み/45
3 東北各県企業の取組み……46
1 生産増強の動き/46
2 参入への取組みの事例/48
4 東北部品企業の将来像……50
1 東北自動車部品輸出基地化/50
2 中国の動き/51
おわりに……52
第2章 関東地区地区自動車・部品産業の集積と
地域振興の課題 清晌一郎・55
はじめに……55
1 関東地区自動車・同部品工業の形成と発展……56
2 自動車メーカーの購買政策の動向……59
3 グローバル時代に対応する部品メーカーの諸課題……65
1 日本自動車産業のグローバル化を支えるサプライヤーの海外展開 /66
2 グローバル化に対応する部品メーカーの諸課題/67
4 グローバル化に対応する関東地区自動車部品メーカーの課題 ……73
1 自動車部品業界の再編成/73
2 関東各県の自動車部品産業の構造変化/74
3 「グローバル拠点」の形成と関東地域の振興の鍵/75
おわりに……77
第3章 東海地区自動車・部品産業の集積と
地域振興の課題 竹野忠弘・79
はじめに……79
1 東海地区における自動車製造業題……81
1 東海4県経済における自動車製造業のウエイト/81
2 自動車製造業の分布/82
2 地域振興と地元中小企業集積……83
1 地域振興政策の概要/83
2 新たな産業振興政策の視点/89
3 東海地区自動車部品企業の経営戦略事例……92
1 A社の事例/92
2 B社の事例/97
3 C社の事例/100
4 D社の事例/102
5 その他の事例/104
4 東海地区からみた新たな地域振興……106
1 東海地区企業事例の共通点/106
2 東海地区の製造業集積の基盤/108
第4章 中国地区・九州地区自動車・部品産業の集積と
地域振興の課題 太田志乃・113
はじめに……113
1 中国・九州地区における自動車産業史……115
1 三菱自動車工業・水島製作所(中国地区)/115
2 日産自動車・九州工場(九州地区)/116
2 中国・九州地区における自動車産業の現状……118
1 数字にみる中国・九州地区の自動車産業/118
2 中国・九州地区の自動車組立工場/125
3 数字にみる中国・九州地区の自動車部品産業/128
4 中国・九州地区における自動車部品産業の展開/131
5地場企業と進出自動車、サプライヤー企業の関係/137
6 中国・九州地区における自動車産業集積の特徴/138
7 マツダの歴史にみる地場とのつながり/139
おわりに─中国・九州地区における自動車産業の今後……143
第5章 北部九州進出企業の部品調達の現状と
地場企業の課題 藤樹邦彦・149
はじめに……149
1 北部九州進出企業の部品調達の現状……150
1 本社や親企業の調達部門が取り組む重点購買政策/151
2 北部九州地域では「調達の現地化」が重要な購買政策/160
2 北部九州地場企業の課題……164
おわりに……175
第6章 北部九州自動車・部品産業の集積と
地域振興の課題 西岡正・179
はじめに……179
1 九州における自動車産業集積の現状と課題……180
1 活発化する完成車メーカーの生産展開/180
2 産業集積の現状/181
3表面化する産業集積の抱える構造的な問題性/184
2 産業振興に向けた地域行政の取り組み……186
1 北部九州自動車150万台生産拠点構想(福岡県)/186
2 北九州市における自動車産業振興の取り組み/189
3 熊本県における自動車産業振興の取り組み/193
3 産業振興に向けた残された課題と求められる方向……196
1 残された課題と求められる方向/196
2 求められる広域連携と支援対象の絞込み/200
おわりに……202
第7章 中国の自動車産業集積と日本自動車部品企業
丸川知雄・207
はじめに……207
1 中国の地域振興と自動車産業……208
2 日本自動車部品企業の立地……212
3 日系部品企業の部品取引……217
4 日系部品企業の自立……222
おわりに……227
終章 丸川知雄・231
太田志乃
1977年生まれ。早稲田大学大学院アジア太平洋研究科博士後期課程在籍。
論文「東京都・大田区における自動車部品製造への取り組み」(小林英夫・竹野忠弘編著『東アジア自動車部品産業のグローバル連携』文眞堂、2005 年)、「拡大するBRICs自動車市場 ロシアの自動車・部品産業」小林英夫・大野陽男編著『世界を駆けろ日本自動車部品企業』(日刊工業新聞社、 2006年)など。
清晌一郎
1946年生まれ。横浜国立大学経済学部経済学科卒。
(財)機械振興協会経済研究所を経て、現在関東学院大学経済学部教授。日系トランスプラントを含む海外自動車産業調査を続け、米国MITのIMVPなど 多数の海外プロジェクトに参加。
主要論文「曖昧な発注・無限の要求による品質・技術水準の向上」(中央大学経済研究所編『自動車産業の国際化と生産システム』中央大学出版部、1990 年、所収)、「価格設定方式の日本的特質とサプライヤーの成長発展」(『関東学院大学経済経営研究報』No.13)、「基本要素の確立による生産のシス テム化」(『関東学院大学経済研究系』177号)など。
竹野忠弘
1959年生まれ。早稲田大学大学院経済学研究科修士課程終了。同大学大学院アジア太平洋研究科国際関係学専攻博士後期課程在籍。
東京都立工業高等専門学校助教授を経て、現在名古屋工業大学大学院工学研究科助教授。
共編著『東アジア自動車部品産業のグローバル連携』(文眞堂、2005年)、共著『ジャストイン生産システム』(日刊工業新聞社、2004年)など。
西岡正
1966年生まれ。名古屋市立大学大学院経済学研究科修士課程終了。
中小企業金融公庫を経て、現在熊本学園大学商学部助教授。2007年4月、神戸学院大学経営学部准教授就任予定。
共著著『産業集積の本質』(有斐閣、1998年)、『地域ブランドと産業振興』(新評論、2006年)など。
藤樹邦彦
1965年、東京大学経済学部卒業。
日産自動車(株)入社。同社部品調達部主管、(株)日立製作所オートモティブ事業部購買部長など一貫して資材調達を担当。2002年より藤樹ビジネス研 究所代表。中小企業診断士。福岡県北九州市自動車産業事業拡大コーディネーター。JETRO自動車アドバイザーなど。
著著『変わる自動車部品取引─系列解体』(エコノミスト社、2002年)。
小林英夫
1943年生まれ。東京都立大学大学院社会科学研究科博士課程単位取得。
駒澤大学教授を経て、現在早稲田大学大学院アジア太平洋研究科教授。2003年、早稲田大学日本自動車部品産業研究所所長。
著書『東南アジアの日系企業』(日本評論社、1992年)、『「日本株式会社」を創った男:宮崎正義の生涯』(小学館、1995年)、『日本企業のアジ ア展開』(日本経済評論社、1999年)、『戦後アジアと日本企業』(岩波書店、2000年)、『産業空洞化の克服』(中央公論新社、2003年)、 『日本の自動車・部品産業と中国戦略』(工業調査会、2004年)など。
丸川知雄
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業。
アジア経済研究所研究員を経て、現在東京大学社会科学研究所助教授。
著書『市場発生のダイナミクス:移行期の中国経済』(日本貿易振興会アジア経済研究所、1999年)、『労働市場の地殻変動』(名古屋大学出版会、 2002年)など。






