トップ > 図書目録 > 現代社会論 【政治・経済】 > 書籍詳細 : 自動車産業における生産・開発の現地化

図書目録

現代社会論 【政治・経済】

自動車産業における生産・開発の現地化

自動車産業における生産・開発の現地化

清晌一郎

価格: 3200円+税
発行日: 2011年6月6日
版型: A5判上製
ページ数: 300頁
ISBNコード: ISBN978-4-7845-1805-0
Cコード: C0030

詳細内容

高度経済成長期以降、一貫して日本の製造業の中軸的存在であった自動車産業。
九〇年代以降、自動車産業の生産力の海外移転は急速だ。
「日本的生産方式=生産や開発における日本的な仕事のやり方」の海外移転可能性をめぐって、一線の研究者がさまざまに論じた共同研究。

【目次】

 序  現地化の諸相と各章の要旨 清■一郎
   1 現地化の諸相
   2 現地化のパラドックス
   3 本書の各章の要旨

第1章 北米における開発現地化を支えるマネージメントの諸問題 清■一郎
   はじめに
   1 開発の現地化と生産の現地化
   2 現地開発における開発と生産技術・工場とのコラボレーション
   3 開発エンジニア育成による「人の現地化」
   4 現地開発におけるサプライヤー・カスタマー関係
   おわりに

第2章 欧州日系自動車・同部品メーカーにおける開発現地化への取組み 青木克生
   はじめに
   1 日本自動車メーカーにおける欧州現地開発の必要性とその実態
   2 日本自動車メーカーAB社の取組み
   3 日本自動車部品メーカーにおける開発現地化への取組み
   4 日本自動車部品メーカーにおける開発現地化をめぐる諸問題
   おわりに

第3章 海外進出の生産マネジメントへのインパクト  日本型管理分業への着目とその評価  田村豊 
   はじめに
   1 日本型管理分業への分析仮説の提示
   2 日系企業の事例部品メーカーと完成品メーカー
   3 調査の結果と評価 MJタイプへの転換か:グローバル化への対応
   おわりに

第4章 日韓中国進出企業の生産の現地化 小林英夫・金英善
   はじめに
   1 分析視角
   2 日本企業の中国進出の歴史と現状
   3 韓国企業の中国進出の歴史と現状
   4 日系企業の部品調達システム
   5 中国における現代自動車の部品調達システム
   6 日韓両国企業の中国生産現地化の特徴
   おわりに

第5章 中国民族系自主ブランドの製品開発を支える自動車設計会社 イタリア・カロッツェリアと中国民族系設計会社  遠山恭司・曹玉英 
   はじめに
   1 民族系自動車メーカーの生産・モデル展開
   2 中国民族系メーカーの製品開発
   3 設計・エンジニアリングの欧州アウトソーシング イタリア・カロッツェリアへの依存
   4 中国民族資本の独立系設計会社上海同済同捷科技有限公司
   5 開発能力の不足を補完するエンジニアリング・サポートビジネス
   おわりに

終章 開発・生産の現地化と日本的生産方式の歴史的位置 清■一郎
   1 日本的生産方式の意義と歴史的位置=バイパスとしての日本的様式
   2 世界史の局面転換、日米関係の変化と日本的生産方式
   3 職種区分を超えた働き方=分業と協業の機能と日本的生産方式
   4 おわりに=日本的生産方式の将来展望

著者略歴

清晌一郎
1946年生まれ。関東学院大学経済学部教授。
横浜国立大学経済学部経済学科卒業。(財)機械振興協会経済研究所研究員を経て現職。
共著に『地域振興における自動車・同部品産業の役割』(小林英夫・丸川知雄編著、社会評論社、2007年)。主要論文に「価格設定方式の日本的特質とサプライヤーの成長発展」(『関東学院大学経済経営研究所年報』第13号、1992年)、「基本要素の確立による生産のシステム化」(関東学院大学『経済系』177集、1993年)、「契約の論理を放棄した『関係特殊的技能』論」(『関東学院大学経済経営研究所年報』第24号、2002年)ほか。

▲ページTOPへ