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現代社会論 【政治・経済】

「革共同五〇年」私史

「革共同五〇年」私史

中核派の内戦戦略=武装闘争路線をめぐって

尾形史人

価格: 2200円+税
発行日: 2016年9月13日
版型: 四六判並製
ページ数: 384頁
ISBNコード: ISBN978-4-7845-2400-6
Cコード: C0030

詳細内容

歴史と死者への冒涜は許されない


 六〇年代後半から七〇年代を彩り、その後もゲリラ戦という形で続いた武装闘争について歴史的評価をすることは、現代人の避けられない仕事である。革共同(中核派)はその渦の中心にいたのであるから、その領域についての評価に積極的に立ち向かうべきだと考える。
 この過程では、革共同内外の多く人々がかかわり、人生を左右されて来た。獄中の人となり、指名手配の厳しい探索と対峙してきた人も多い。あるいは権力との武装闘争、革マル派との闘争において命を落とした有為の若者たちがどれだけ存在することか。
 現在の革共同が路線転換したとしても、この事実を消し去ることは許されない。それは、歴史と死者への冒涜というものである。本書を執筆する最大の動機は、以上の点にある。
(「序章 何故この小史を書くのか」より)

【目次】

第Ⅰ部 「七〇年世代」としての私の歩み

第Ⅱ部 内乱・蜂起をめざした革共同の敗北
第一章 七〇年闘争の胎動
第二章 革マル派との党派間戦争
第三章 先制的内戦戦略の第二段階
第四章 三里塚闘争が階級闘争全体に与えた影響の大きさ
第五章 「七〇年闘争」と革共同――何が問われたのか
第六章 六〇年代後半の闘争が歴史に問うたもの
第七章 差別との闘いにおける傾向
第八章 組織の閉塞状況

第Ⅲ部 いくつかの理論問題と課題
第一章 レーニン主義の闇の部分
第二章 「沖縄奪還」論再考

著者略歴

尾形史人
一九五〇年、茨城県土浦市に生まれる。
一九六六年、神奈川県立横浜緑ヶ丘高校に入学。
一九六八年、「反戦高協・神奈川県委員会」結成に参加。
一九六九年、法政大学法学部政治学科に入学。全学バリケード封鎖。「七〇年闘争」へ邁進する。
一九七一年、中核派系全学連・副委員長に選出される。のちに非公然活動に入る。
一九八五年、三里塚闘争に関連した容疑で逮捕される。裁判で懲役七年の判決、確定。新潟刑務所に下獄、服役。
一九九二年、満期出所。革共同の活動に復帰。神奈川県委員会に所属。
一九九九年、革共同を離脱。
二〇一三~一五年、沖縄に移住、大きな影響を受ける。

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