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暮らし 【医療】

脳死論議ふたたび

脳死論議ふたたび

改正案が投げかけるもの

臓器移植法改正を考える国会議員勉強会(編)

価格: 1600円+税
発行日: 2005年8月18日
版型: 四六判
ページ数:
ISBNコード: ISBN978-4-7845-0179-3
Cコード:

詳細内容

救命救急の現場、小児医療の現実、無法状態の生体間移植。法執行後8年、NOといわないかぎり臓器摘出を可能にしてしまう改正案が浮上した。脳死臓器移植の本質を解明するために。脳死論議をふたたび!(2005・8)

【目次】

臓器移植が抱える問題を問い直すために 金田誠一(衆議院議員)

人間の命にかかわる立法 光石忠敬(脳死臨調元参与・弁護士)
概念操作された「脳死」定義/現行法成立まで
現行法の長所と短所/いま法を見直す状況にあるのか

臓器移植法改正にあたって?自民党調査会案の問題点と提案 島次郎(科学技術文明研究所主任研究員)
自民党調査会案の問題点/臓器移植法改正への提案

小児臓器移植を実施するまえに 杉本健郎(重症心身障害児者施設びわこ学園園長)
時間とともにゆれ動くドナー家族の気持ち/子どもへのアセント
カナダ・トロント小児病院のシステム/小児科学会のとりくみ

突然「脳死」と宣告されて?交通事故被害者遺族の思い 井手渉(全国交通事故遺族の会会長) 井手政子(全国交通事故遺族の会理事)  
おざなりな救急医療体制/臓器移植の前になすべきこと

救命救急医療の現場から 浜辺祐一(東京都立墨東病院救命救急センター部長)
なぜ「改正」するのか/脳死判定基準の問題点/幼児虐待の現場
本人意思の確認/終末期医療の中の脳死

「臓器移植大国」アメリカの現在 会田薫子(元ジャパンタイムズ報道部)
米国の学者へのインタビュー/「脳死」概念はインチキだ
「脳死」はベストな概念/生命倫理学者たちの見解
心停止後の臓器提供/「Non-Heart-Beating Donation」の危うさ

生体移植の現状 京大病院生体肝移植ドナー死亡事例  西河内靖泰(全国肝臓病患者連合会相談役)
はじめての死亡事故/多くの実施例を持つ大学での死亡事故
何が問題だったのか/生体肝移植に法的枠組みを

日弁連からの提言 臓器移植の人権救済申し立て  加藤高志(日弁連人権擁護委員会医療部会所属・弁護士)
臓器移植法制定時の議論状況/人権救済申し立て
自民党調査会案についての日弁連の意見/小児の臓器移植をどう考えるか

脳死・臓器移植を検証する 小松美彦(東京海洋大学海洋科学部教授)
脳死状態をめぐる定義と現実の分裂/「脳死=人の死」の論理的破綻
移植で延命できるのか/おわりに

脳死・臓器移植、再考のために 阿部知子(衆議院議員)
深く沈降した 脳死論議/打開されない移植への道をめぐって
政治の場での生命/論議の深化を

資料 
臓器移植法改正案について
臓器移植法改正案
自民党調査会〈A案〉/自民党調査会〈B案〉
自公検討会〈河野太郎・福島豊案〉/自公検討会〈斉藤鉄夫案〉
脳死下での臓器提供事例
移植機関一覧
臓器の移植に関する法律

著者略歴

臓器移植法改正を考える国会議員勉強会

書評

[Kokutai 2005/10/5]

日本の移植事情の推移をたどりながら、弁護士や小児科医、報道関係者など、さまざまな分野の人々が臓器移植法改正に当たり、どうあるべきかを強く問いかけます。「脳死は人の死か」という壮大なテーマを改めて考えてみませんか。

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