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図書目録

戦争と平和 【空襲・原水爆】

ビキニ・やいづ・フクシマ

ビキニ・やいづ・フクシマ

地域社会からの反核平和運動

加藤一夫

価格: 2400円+税
発行日: 2017年7月7日
版型: A5判並製
ページ数: 280頁
ISBNコード: ISBN978-4-7845-1360-4
Cコード: C0030

詳細内容

核廃絶を求めて─地域からの社会運動が生み出した反核平和の新たな視座

 1954年3月1日、太平洋のマーシャル諸島ビキニ環礁で、アメリカが水爆実験を強行した。広大な海が死の灰(放射線降下物)によって汚染され、静岡県焼津市を母港とする第五福竜丸が被ばくした。それから60年、市民の情報開示請求で、被ばく漁船は566隻にのぼるという隠された事実が明らかになった。
 原爆による一瞬の被爆死(サドン・デス)と、放射線による緩慢な被ばく死(スロー・デス)。後者は政治的思惑から曖昧にされ時には隠蔽されてきた。ビキニ、焼津、そしてフクシマでも…。
 本書は、焼津市を中心に展開される「地域から平和をつくる」運動の記録をとおして、ビキニ事件が戦後日本に何をもたらしたかを多面的に検証する。地域の生活圏を舞台に、著者自らが参加した社会運動は、反核平和運動に新たな視座を提示している。

【目次】

主要目次
第Ⅰ部 戦後史の中のビキニ事件
第1章 ビキニ事件と第五福竜丸──新たな展開の中で
第2章 反核平和運動の検証──平和運動に未来はあるか
第3章 核に囲まれた世界──核廃絶は可能か
第4章 原発とエネルギー──3・11(原発事故)から学ぶ
第5章 ゴジラを語る──ビキニ事件の文化的インパクト
第Ⅱ部 地域から平和をつくる
第1章 焼津流平和のつくり方──第五福竜丸の母港で
第2章 平和・福祉・環境・暮らし──地域社会運動をめぐって
第3章 2015年安保闘争と戦後70年──地域社会運動をめぐって
【補論】 「海のサムライ」として生きる──見崎吉男第五福竜丸漁労長を追悼する

著者略歴

加藤一夫
1941年生まれ。国立国会図書館勤務を経て、静岡県焼津市へ。静岡精華短期大学教授、静岡福祉情報短期大学副学長、静岡福祉大学学長を歴任。この間、戦争をさせない1000人委員会・静岡、ビキニ市民ネット焼津、さようなら浜岡原発焼津市民の会、焼津9条青空の会などに参加し、地域の生活圏に根ざした反核平和運動に取り組む。著書に『民族問題のアポリア』『東欧 革命の社会学』『やいづ平和学入門』など多数ある。

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