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戦争と平和 【安保・憲法】

生存権所得

生存権所得

憲法168条を活かす

村岡到

価格: 2000円+税
発行日: 2009年12月21日
版型: 四六判並製
ページ数: 254頁
ISBNコード: ISBN978-4-7845-0591-3
Cコード: C0030
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詳細内容

ワーキングプアが一〇三二万人を越え、非正規労働者が就業者の三分の一にもなる一七〇〇万をこえた。この現代日本の「貧困と格差」社会を変革するために、憲法をいかに活かすか。その核心は〈生存権所得〉を保障する〈平等の追求〉にある。

【目次】

はじめに 1
 第1部 憲法を活かす闘い 
第1章 憲法はなぜ大切なのか
 第1節 社会の存続と道徳・法・法律 14
 第2節 日本国憲法誕生の歴史的前提 21
 第3節 憲法は「支配階級の道具」ではない 25
第2章 左翼における憲法の軽視 
 第1節 日本社会党の「護憲」 31
 第2節 日本共産党の憲法評価の変化 33
 第3節 労働組合運動でも憲法軽視 36
 第4節 憲法軽視の理論的根拠 37
 第5節 〈歪曲民主政〉と表現する意味 41
 第6節 国民には「憲法を守る義務はない」のか? 44
第3章 第一四条・法の下の平等の意義
 第1節 「初期社会主義」では「平等」を重視 52
 第2節 「平等」を軽視したマルクス主義 55
 第3節 〈平等〉の定義と諸相 58
 第4節 日常生活のなかの「平等」 64
第4章 第二五条・生存権の意義
 第1節 第九条と第二五条は一体 71
 第2節 〈生存権〉の歴史 74
 第3節 マルクス主義における「生存権」の軽視 80
 第4節 〈生存権〉を貫く闘い 83
第5章 第二八条・労働者の権理の意義 
 第1節 労働組合運動でも第二八条を軽視 90
 第2節 第二八条・労働者の権理の重要性 93
 第3節 憲法構造上の意味 95
 第4節 労働組合の意義 99
第6章 第九二条・地方自治の重要性
 第1節 「地方自治」軽視の傾向 106
 第2節 憲法第八章の内容と意味 108
 第3節 〈市民自治〉の意義 114

第7章 憲法一六八条を活かす 
 第1節 活憲と憲法改正との関係 119
 第2節 憲法の歴史的限界 122
 第3節 市民運動での共同行動の作風 127

 第2部 ソ連邦崩壊から何を学ぶか
第1章 ソ連邦とは何だったのか
 第1節 なぜ「ソ連邦論」なのか 136
 第2節 従来の諸説の批判的検討 140
 第3節 試論〈党主指令大陸的社会〉 147
第2章 ソ連邦の経済の実態と本質   
 第1節 ソ連邦の経済の特徴 151
 第2節 ソ連邦の経済の本質 161
 第3節 諸経済論争の意味と新たな課題 165
第3章 ソ連邦の政治システムは〈党主政〉
 第1節 〈社会の発見〉と〈社会〉を規定する意味 175
 第2節 〈党主政〉概念とその有効性 179

第4章 社会主義経済は〈協議経済〉 
 第1節 経済システムを構想する前提 193
 第2節 「市場経済を通じた社会主義」の誤り 196
 第3節 〈協議経済〉の仕組み 201
  A 〈生活カード制〉の仕組み 201
  B 〈協議生産〉の原理的仕組み 207
 補 論
唯物史観から複合史観へ
 第1節 歴史観の根底にあるべきもの 220
 第2節 「唯物史観」の批判的検討 223
 第3節 〈複合史観〉とは何か 230
変革は時間がかかっても武力ぬきで
  ──山田太一脚本「遠い国から来た男」を観て
あとがき 239
人名索引/村岡到主要著作・関連論文 巻末

著者略歴

村岡到
村岡 到(むらおか いたる)
1943年4月6日生まれ
1962年 新潟県立長岡高校卒業
1963年 東京大学医学部付属病院分院に勤務(1975年に失職)
1969年 10・21闘争で逮捕・有罪
1980年 政治グループ稲妻を創成(1996年に解散)
現在  『プランB』編集長
http://www18.ocn.ne.jp/~logosnet/

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