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図書目録

戦争と平和 【安保・憲法】

「六〇年安保」を労働者はいかに闘ったか

「六〇年安保」を労働者はいかに闘ったか

全学連と共闘した東京地評の舞台裏

竹内基浩

価格: 2000円+税
発行日: 2010年8月16日
版型: A5判並製
ページ数: 224頁
ISBNコード: ISBN978-4-7845-1480-9
Cコード: C0030
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詳細内容

一九五六年、東京地評の専従書記として活動した著者は、砂川・警職法・勤評闘争、原水禁運動、新島基地反対闘争などをとおして、学生運動の活動家と連携を強めていく。一九五九年二月、東京地評を中心に、平和と民主主義を守る東京共闘会議が結成される。こうして「六〇年安保」への高揚が準備された。世界をゆるがした安保闘争の歴史的証言は、今日の状況をするどく打つ。

【目次】

目次
はじめに 5
第一章 目覚め―――敗戦から共産党入党まで 9
     敗 戦 10
     家を離れて逓信講習所の生活 12
     郵便局勤務と労働運動への参加 14
     東京へ 16
     大学に学んで 20
     日中貿易促進運動に参加 28
     結 婚 31
第二章 助走―――砂川から最賃闘争へ 35
     東京地評書記時代 36
     非暴力の抵抗―流血の砂川闘争 41
     共闘会議花盛り 45
     安保前段の闘い 48
     岸内閣の反動政策に抗して 50
     国会デモで逮捕される 56
     政党支持をめぐって 59
     都知事選挙 61
第三章 全力疾走―――六十年安保闘争の渦中で 65
     東京共闘会議と安保国民会議 66
     最初の大衆闘争/六・二五 70
     安保闘争の戦略をめぐる論争 73
     第八次統一行動に向けて 79
     十一・二七国会デモと構内突入事件 85
     岸渡米抗議と羽田闘争の中止 94
     中国を訪ねて 100
     条約の国会批准に反対する闘争 108
     条約発効阻止と民主主義を守る闘争 117
     激動の十五日間 124
     日米安保反対闘争の総括 145
資料篇 159
     安保闘争日誌 160
     「東京地評」(討議資料) 164
     東京地評・安保闘争の総括―――新安保不承認、民主政府樹立のために 173
     総評幹部の運動路線 182
     東水労の分裂と労働組合統一の条件 192
     労働組合の分裂と統一 201
解説―――六〇年安保闘争の真実(由井格) 210

著者略歴

竹内基浩
竹内基浩(たけうち・もとひろ)略歴
1931 年(昭和7 年) 1 月21 日
長野県飯田市上郷飯沼に生を受ける
1945 年(昭和20 年)8 月15 日
18 歳で敗戦を迎える
1946 年(昭和21 年)6 月
父の郵便局を継ぐべく長野市の逓信講習所に入学
1948 年(昭和23 年)
2 年間の逓信講習所を卒業し、飯田の特定郵便局に配属
1950 年(昭和25 年)
18 歳、東京地方貯金局に配置転換・上京
1951 年(昭和26 年)
大学入学資格検定試験に合格 日本大学短期学部商経科二部に入学
貯金局を退職
1954 年(昭和29 年)9 月
23 歳 結婚
1956 年(昭和31 年)10 月
東京地方労働組合評議会(東京地評)、書記局の専従書記として、
労働組合運動に専念
1967 年(昭和42 年)
34 歳 東京地評退職
1968 年(昭和43 年)
会社設立・経営
1992 年4 月(平成3 年)
会社を売却
1996 年3 月(平成7 年)
63 歳。病を得て、療養のため飯田市上郷の生家に転居。自動車運転免許をとり、
南信州をくまなく走り、山歩き、春には山菜採り、秋には茸採りなど、良い空気、
良い水、良い食物に恵まれ、不治を言われた病が奇跡的に癒えた。
2006 年(平成18 年)3 月13 日
大腸癌手術
2007 年(平成19 年)4 月13 日
1 年1 か月の癌との闘いも空しく、数え年76 歳で永眠

書評

[図書新聞 2010/10/30]

本書は、共産党中央に抗して、大衆団体の在り方を護るとともに全精力を傾注して奮闘した現場オルグ竹内の実践記録である。それは、「六〇年安保」 に関する思想、政策・戦術等「理論」に傾きがちな諸報告とは質を異にする血湧き肉躍る闘争の実践記である。

来栖宗孝

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