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図書目録

著作集・叢書 【野添憲治著作集[第I期]みちのく・民の語り】

秋田杉を運んだ人たち

秋田杉を運んだ人たち

野添憲治

価格: 2800円+税
発行日: 2006年9月
版型: 四六判
ページ数:
ISBNコード: ISBN978-4-7845-0960-7
Cコード:

詳細内容

木都と呼ばれた秋田県能代市。天然秋田杉が伐倒され米代川をイカダで下るまでに何人もの労働者が駆使した技術。原木の減少と機械化された現代では失われた光景を、当事者たちから聞き書きをまとめた労作の再編集版。(2006・9)

【目次】

まえがき

第1章 天然秋田杉の歴史
米代川と天然秋田杉
安東氏と秋田
天然秋田杉移出の端初
能代の歴史
伏見作事板
能代湊での造船
佐竹の入部と天然秋田杉
増大する木材の移出
明治以降の天然秋田杉
“木の文化”と天然秋田杉

第2章 林業の経営
施業案の編成
施業案係の話

第3章 山子の労働と生活
飯場造りと入山
採面分け
山子の弟子入り
伐倒
働きもの揃い
山の食べ物
杉皮はぎ
山子たちの忌
山神様と講
鋸づくり
鋸屋の生き甲斐
山子加勢

第4章 山の運材
夏ゾリ運材
雪ゾリ運材
貯木場の炊事夫
山の事業所の炊事夫
峯越しインクライン
計測手

第5章 森林鉄道
森林鉄道の登場
乗務員の仕事
保線夫

第6章 筏流し
筏流しの施設
筏組み
洪水
筏流し
第7章 木材に関わる仕事
能代貯木場の作業
荷馬車引き
馬車づくり
木挽きと畳掛け
製材職工
目立て職人
木挽き職人
桶・樽職人
ケイ引き職人
柾割り職人
銘木づくり
下駄職人
建具職人

天然秋田杉に関する参考文献
御茶の水書房版・あとがき
解題 伐り倒す文化
写真提供 秋田営林局
野添 憲治
挿画 宮腰喜久治

著者略歴

野添憲治
野添憲治(のぞえ・けんじ)

1935年秋田県藤琴村(現・藤里町)に生まれる。新制中学を卒業後、山林や土木の出稼ぎを7年、国有林の作業員を8年の後、能代市に転住。大館 職業訓練所(自動車整備科)を修了後、木材業界紙記者、秋田放送ラジオキャスター、秋田経済法科大学講師(非常勤)などを経て、著述活動に入る。
著書に『出稼ぎ 少年伐採夫の記録』(三省堂新書)、『開拓農民の記録』(NHKブックス)、『花岡事件の人たち』(社会思想社・現代教養文 庫)、『秋田杉を運んだ人たち』(御茶の水書房)、『花岡事件と中国人』(三一書房)、『秋田県における朝鮮人強制連行』(社会評論社)ほか多数。中国語 に翻訳され、中国で3冊が出版されている。『塩っぱい河をわたる』(福音館書店)で第42回産経児童出版文化賞を受賞。

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