予告編1
甲府の街と空襲の記憶
ルポライター 室田元美
1945年7月7日 七夕の空から降ってきたものは・・・
“寄稿〈甲府の街と空襲の記憶〉ルポライター・室田元美 ─『ルポ 土地の記憶 ─戦争の傷痕は語りつづける─』予告編” の続きを読む
SHAKAI HYORON SHA
1945年7月7日 七夕の空から降ってきたものは・・・
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6月の日曜日、我孫子駅に来ました。カワウソを供養した石碑を見学するため、ここで依田さんとお会いする約束。駅前から乗り込んだ阪東バスが橋を渡ると視界は広がります。バス停そばのコンビニで目的地を記した地図のプリントで教示をこうと親身に応じて下さって、進むべきは住宅地の向こうに広がる畑の辺り。
フェティシズム研究者として頸城野(新潟県上越市)を愛する著者は「人の地産地消」をめざしてNPO 法人・頸城野郷土資料室を立ち上げている。本書は古代朝鮮と「裏日本」頸城野との生活文化的つながりを立証する最新論文集と、地方をもりあげるスパイスとして学術がいかに有効かを伝えるエッセイを収める。世界的にも稀な神仏虐待の習俗を今も残す頸く びきの城野(新潟・上越市)に一番近い本。
書評掲載●川村湊「〝フクシマの祈り〟を ─広い視野から「原発文学」を見る」(黒古一夫著『原発文学史・論』社会評論社刊)『週刊読書人』2018年7月20日付掲載。
〈フクシマ〉から七年。原発という存在の危機。「文学の役割」を、現代の文学者たちはどのように意識し、表現(創作)活動に関わってきたか。福島原発事故以前の作品から事故後の作品までを論じ、その想像力の射程を「通史」として見渡す。
2018年5月刊『明治日本の産業革命遺産 強制労働Q&A 』竹内 康人/著 冒頭部分と目次詳細を公開。
高橋邦輔/著『全羅(チョルラ)の野火 ─「東学農民戦争」探訪─』内容詳細。
村山和夫/著・石塚正英/編『頸城野近代の思想家往還』が刊行になりました。編者序文をご案内します。
“村山和夫/著・石塚正英/編『頸城野近代の思想家往還』 ─新潟の高田平野を囲む山間〝くびき野〟に刻まれた幕末明治・日本人物伝” の続きを読む
口上
「金々節」という歌があります。1925年頃の歌といいます。もちろんおカネのことを唄っています。値段は出て来ませんが、社会にひしめく金の恨み辛みがこれでもかと続きます。