浅草の木馬と空襲の記憶 ─唖蝉坊演歌に誘われて(3)

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10月に入りましたが暑さが続いております。読書の秋にはまだ早いのか…。こちらの写真は、演歌師・添田唖蝉坊と添田知道の記念碑がある浅草弁天山で写したもので、ちょうどトンボが案内板にとまっていました。 “浅草の木馬と空襲の記憶 ─唖蝉坊演歌に誘われて(3)” の続きを読む

唖蝉坊演歌に誘われて(1)【須田町・池之端】散策

池之端七軒町2

唖蝉坊の演歌に誘われて東京を歩いてみると、見過ごしてきた景色にたくさんの掘り出し物が見つかりそうです。

今回はその一つ、「ヘナチョコ節」に出てくる神田・須田町から上野・池之端をトコトコ歩いてみました。 “唖蝉坊演歌に誘われて(1)【須田町・池之端】散策” の続きを読む

「貧困の哀歌」が縁日を彩っていたのか──『演歌の明治ン大正テキヤ フレーズ名人・添田唖蝉坊作品と社会』

演歌の明治ン大正テキヤ

添田唖蝉坊(1872-1944)が、明治大正の時代に貧困と隣りあわせにいた人たちを描いた「演歌」の歌詞55作品を収め、さらに研究者による評論をミックスした『演歌の明治ン大正テキヤ』が出来上がりました。現代のラップにも通じる「演歌」の魅力をお楽しみいただけます。 “「貧困の哀歌」が縁日を彩っていたのか──『演歌の明治ン大正テキヤ フレーズ名人・添田唖蝉坊作品と社会』” の続きを読む