| 詳報 | 吉澤文寿編著 五〇年目の日韓つながり直し ─日韓請求権協定から考える─ 社会評論社刊

海峡を越える市民運動のレポート

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| 詳報 | 西谷 大/著『写真紀行 雲のうえの千枚ダム ─中国雲南・大棚田地帯』


『写真紀行 雲のうえの千枚ダム』は、雲南省金平県の者米(ジェーミー)谷に暮らす少数民族の暮らしを2000年からおよそ10年間を住み込みで調査した記録を一般向けに書いたルポルタージュ「棚田に生きる」(企業広報誌『GRAPHICATION(グラフィケーション)』連載)を単行本化しました。本書の半分近くのページは、現地の人々がみせる表情、情景、そして大自然の棚田地帯を著者がとらえた写真で構成しています。紀行読み物として楽しめるのはもちろん、文化人類学的記録としても貴重な作品です。

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マルクス主義の歴史理論において、「アジア的なるもの」は常に難問だった。──福本勝清/著『マルクス主義と水の理論』『アジア的生産様式論争史』、石井知章/著『中国革命論のパラダイム転換』『K・A・ウィットフォーゲルの東洋的社会論』

新刊『マルクス主義と水の理論』(福本勝清/著)刊行。アジア的生産様式の議論を深める一連の既刊書をご案内。アジア的生産様式論


マルクス主義の歴史理論において、「アジア的なるもの」は常に難問だった。

K・A・ウィットフォーゲルらの「アジア的生産様式」論は、古代からのアジア独自の社会発展と、そこで生み出された専制権力について論じたが、ソ連における共産党独裁の説明理論ともなりえることから、1930年代のソ連ではそれはタブーとされていた。 “マルクス主義の歴史理論において、「アジア的なるもの」は常に難問だった。──福本勝清/著『マルクス主義と水の理論』『アジア的生産様式論争史』、石井知章/著『中国革命論のパラダイム転換』『K・A・ウィットフォーゲルの東洋的社会論』” の続きを読む