前衛運動の旗手が問うた芝居への疑問。
村山知義(1901-1977)は大仰な宣言や理論を立ち上げ演劇運動者として先頭を走っていたばかりではなく、現代劇はどうあればいいのかをあらゆる側面から考えていた。その複雑な演劇人の1920年代から敗戦直後までを追った演劇論。〈個々人が時代の中で生み出してきた結果の演劇史〉を形作る論集。
SHAKAI HYORON SHA
村山知義(1901-1977)は大仰な宣言や理論を立ち上げ演劇運動者として先頭を走っていたばかりではなく、現代劇はどうあればいいのかをあらゆる側面から考えていた。その複雑な演劇人の1920年代から敗戦直後までを追った演劇論。〈個々人が時代の中で生み出してきた結果の演劇史〉を形作る論集。
2021年4月28日 西日本新聞 井上理惠寄稿「手渡された〈青春〉 追悼 劇作家・清水邦夫」掲載 https://www.nishinippon.co.jp/item/n/730778/
メディア掲載
図書新聞 2020年7月11日号掲載 川崎賢子氏(立教大学特任教授)書評「読みの熱量と強度には圧倒されずにいられない 混迷の時期にこそ、本格的な批評研究が指針となる」
“| 刊行情報 | 井上理惠・鈴木国男・関谷由美子/著 宝塚の21世紀 ―演出家とスターが描く舞台─ 社会評論社” の続きを読む
目録準備室の窓辺にかかっていている額のなかには「KOREAN MASKS」と銘打たれて仮面の小さな模型が6つ並んでいます。社会評論社が1993年に韓国を訪れたときの記念品です。
“お面の話(“動かない表情の奥に隠された本心” ─『藤子不二雄Aファンはここにいる Book2 Aマンガ論序説編』より)” の続きを読む
勝又洋子著『ヴェネツィアの仮面カーニヴァル 海に浮く都の光と陰』が発売になりました。ナポレオンにより禁止された後、200年を経て再開されたヴェネツィア仮面カーニヴァル。幻想的な中世都市を舞台にした仮面劇さながらの光景といいます。その歴史を掘り下げた類書の少ない研究作品。もちろん現地で撮影した写真を収録しています。ぜひお買い求めになって下さい。以下、概要と目次をご案内いたします。
“ファッショナブルな仮面の祝祭 ─『ヴェネツィアの仮面カーニヴァル 海に浮く都の光と陰』(勝又洋子・著)発売中です” の続きを読む