カテゴリー: 現代史 社会問題
特設サイト 野添憲治さんの遺した仕事(社会評論社)

ことし2018年4月に野添憲治さんは逝去されました。社会評論社では2005年『秋田県における朝鮮人強制連行─証言と調査の記録─』から2期にわたる野添憲治著作集(みちのく・民の語り全6巻、シリーズ・花岡事件の人たち全4巻)、2016年『樺太(サハリン)が宝の島と呼ばれていたころ─海を渡った出稼ぎ日本人─』まで刊行ができました。野添さんは戦争体験者として最期まで秋田を中心に人々の声を紡ぎ続けてこられました。哀悼の意をこめ、2012年刊『みちのく銃後の残響─無告の戦禍を記録する─』より序文を公開します。
[レポート]動物塚を見に行く(千葉県我孫子市)~依田賢太郎著『どうぶつのお墓をなぜつくるか』続編刊行

6月の日曜日、我孫子駅に来ました。カワウソを供養した石碑を見学するため、ここで依田さんとお会いする約束。駅前から乗り込んだ阪東バスが橋を渡ると視界は広がります。バス停そばのコンビニで目的地を記した地図のプリントで教示をこうと親身に応じて下さって、進むべきは住宅地の向こうに広がる畑の辺り。
|| 詳報 || TVドキュメンタリー作家の書き下ろし!! 村上良太/著『立ち上がる夜 <フランス左翼>探検記』
書評掲載
・西日本新聞2018年9月1日付 森元斎氏書評「中心のない社会運動の全体像」
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|| 詳報 || 黒古 一夫/著『原発文学史・論 〈絶望的な「核(原発)」状況に抗して〉 』
書評掲載●川村湊「〝フクシマの祈り〟を ─広い視野から「原発文学」を見る」(黒古一夫著『原発文学史・論』社会評論社刊)『週刊読書人』2018年7月20日付掲載。
〈フクシマ〉から七年。原発という存在の危機。「文学の役割」を、現代の文学者たちはどのように意識し、表現(創作)活動に関わってきたか。福島原発事故以前の作品から事故後の作品までを論じ、その想像力の射程を「通史」として見渡す。
|| 詳報 || 篠原徹/著『民俗学断章』──1章 民俗学的現在と歴史性/2章 旅と故郷/3章 民俗語彙という不思議なもの/4章 民俗自然誌という方法/5章 文学と民俗学
篠原徹/著『民俗学断章』が2018年5月に刊行しました。序文を公開します。
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|| 詳報 || 『明治日本の産業革命遺産・強制労働Q&A 』竹内 康人/著
|| 詳報 || 小野田襄二/編著『生と死-十八歳の証言 終末医療と安楽死をみつめる』

現代社会の喫緊の課題に挑戦する調査・研究と透徹した思索
──小野田襄二/編著『生と死-十八歳の証言 終末医療と安楽死をみつめる』
| 序文公開| 加藤幸治/著『文化遺産シェア時代 ─価値を深掘る“ずらし”の視角』
*本書のオンライン講座が著者のYouTubeチャンネルで公開!
こちらから >>> 加藤幸治・チャンネル・フォークロア:「文化遺産シェア時代」
加藤幸治著『文化遺産シェア時代 ─価値を深掘る“ずらし”の視角』刊行を記念しまして冒頭「はじめに」無料公開します。
|内容詳細| 加藤幸治著『文化遺産シェア時代 ─価値を深掘る“ずらし”の視角』
*本書のオンライン講座が著者のYouTubeチャンネルで公開!
こちらから >>> 加藤幸治・チャンネル・フォークロア:「文化遺産シェア時代」
加藤幸治著『文化遺産シェア時代 ─価値を深掘る“ずらし”の視角』が発売です。11章から構成した本書は、世界規模の文化的な遺産や、国内の文化財や博物館が著面する課題を考えて行きます。それがいかに現代社会がかかえる問題と結びついているか‥‥学芸員の立場から分かりやすく説く入門書です。以下、内容を詳しくお伝えします。