|刊行情報| ヘイト・差別の無い社会をめざして 日韓記者・市民セミナー ブックレット10

*ヘイトスピーチは単なる暴言や憎しみの表現ではなく、本質的に差別である。社会からこれを無くすための、三つの取り組みを紹介する。

第Ⅰ講 絶望から希望を見出す ―川崎桜本をめぐる ふたつの物語
・・・ 金聖雄(映画監督)

第Ⅱ講
ヘイトスピーチ・ヘイトクライム根絶に向けて
・・・ 師岡康子(弁護士、外国人人権法連絡会)

第Ⅲ講
差別実態調査から見るヘイト
・・・ 權清志(朝鮮奨学会代表理事)

第Ⅰ講川崎・桜本で明るく生きるオモニたちの暮らしと、この街を襲ったヘイトスピーチの落差を捉えた映画制作。第Ⅱ講 なおも残る法と条例の限界を超えて進む法律家の人権意識。第Ⅲ講 若者に向けられた民族差別についての朝鮮奨学会の実態調査。根強く続くヘイトと差別に対する、異なる視点・立場からの接近は多くのことを教えてくれる。


2023年2月13日刊
ヘイト・差別の無い社会をめざして 映像、人権、奨学からの取り組み
(日韓記者・市民セミナー ブックレット10)
裵哲恩/編 金聖雄、師岡康子、權清志/著
定価=本体900円+税 ISBN978-4-7845-1162-4 A5判ブックレット104頁


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日韓記者・市民セミナーブックレット*バックナンバー

1 特集 日韓現代史の照点を読む    加藤直樹/黒田福美/菊池嘉晃

2 ヘイトスピーチ 攻防の現場    石橋学/香山リカ

3 政治の劣化と日韓関係の混沌   纐纈厚/平井久志/小池晃

4 引き継がれる安倍政治の負の遺産   北野隆一/殷勇基/安田浩一

5 東京2020 五輪・パラリンピックの顛末 併録 日韓スポーツ・文化交流の意義   谷口源太郎/寺島善一/澤田克己

6 「在日」三つの体験─三世のエッジ、在米コリアン、稀有な個人史   金村詩恩/金真須美/尹信雄

7 キムチと梅干し─日韓相互理解のための講演録   権鎔大/尹基/八田靖史

8 歴史の証言─前に進むための記録と言葉   田中陽介/高二三/金昌寛、辛仁夏、裵哲恩、清水千恵子

9 千円札の伊藤博文と安重根 入管体制、日韓協約、教科書検定から制度と社会を考える   田中宏/戸塚悦朗/鈴木敏夫

投稿者: 社会評論社 サイト

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