すべての公文書に西暦表記を!─「年の表記方法」を決めるのは《私たち》

すべての公文書に西暦表記を!─「年の表記方法」を決めるのは《私たち》

【内容紹介】

「元号」の一番の問題は、数字が不定期にリセットされてしまうことです。

西暦への換算は簡単ではありません。そのような表記方法で行政手続きをおこなう国は日本だけです。

情報化時代の必要から、政府は2019 年に省庁のデータを西暦で一本化することを決定しました。「元号は日本の伝統だから変えてはならない」とするなら、日本人は西暦との換算の煩わしさを永遠に負うことになってしまいます。

この社会の《年の表記方法=紀年法》はどうあるべきか、議論を始めましょう!

【目次】

日常生活編

Ⅰ「その社会での年の表記方法(紀年法)を私たちがどう定めるか」という問題

Ⅱ 2018年に政府は公文書の西暦表記義務化を検討

Ⅲ 省庁データの西暦化は2019年に導入済

Ⅳ 現状はどうなっているのか

Ⅴ 何が「西暦化」の壁になっているのか

Ⅵ 私たちの社会の「紀年法」について議論を始めよう

歴史編

Ⅰ 一世一元、改暦と神武天皇紀元-

Ⅱ 帝国議会での神武天皇即位紀元と西暦についての議論

Ⅲ 敗戦から元号法前まで

Ⅳ 元号法とその後

「西暦表記を求める会」各世話人から

西暦表記を求める会 活動履歴


著者:西暦表記を求める会(セイレキヒョウキヲモトメルカイ)


       A5判 並製 128頁   本体価格900円+税

       ISBN 978-4-7845-2432-7


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